医療法人良光会 辻中歯科医院

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インビザライン治療における抜歯の必要性と注意点を解説

こんにちは。大阪府摂津市「JR千里丘駅」より徒歩1分にある歯医者「辻中歯科医院」です。

インビザラインは、透明なマウスピースを用いて歯並びを整える矯正治療として人気を集めています。装置が目立ちにくく取り外し可能な点から、幅広い年代の方に選ばれている治療法です。

しかし「インビザラインでも抜歯が必要になるの?」という疑問を持つ方は少なくありません。歯を抜くと聞くと不安に感じる方も多いですが、実際には抜歯を伴うケースとそうでないケースがあり、患者さんの歯並びや顎の状態によって判断されます。

今回は、インビザライン治療において抜歯が必要なケースと不要なケースについて解説します。抜歯をするメリットやデメリット、費用についても解説しますので、インビザラインを検討されている方は、ぜひ参考にしてください。

インビザラインで抜歯が必要なケース

インビザラインで抜歯が必要なケースを考える女性

インビザラインで抜歯が必要なケースは、以下のとおりです。

歯を並べるスペースが不足している場合

歯が大きく、顎のスペースに余裕がないと、歯並びが重なってガタガタになってしまいます。インビザラインでは歯を適切に動かすためのスペースが必要となるため、重度の歯列不正では抜歯をしてスペースを確保することがあります。

出っ歯(上顎前突)の改善が必要な場合

上の前歯が前方に大きく突出している出っ歯は、非抜歯での改善が難しいケースが多いです。この場合、奥歯を後方へ移動させるだけでは限界があるため、前歯を後退させるスペースを作る目的で抜歯が行われます。

噛み合わせが深いケース(過蓋咬合)

上下の歯の重なりが深すぎる過蓋咬合では、スペース不足に加えて歯の動きに制限がかかることがあります。このような場合も、抜歯を行うことで歯の位置を調整しやすくなり、理想的な噛み合わせへ導きやすくなります。

顎と歯のバランスが極端に悪い場合

顎が小さいのに歯が大きいと、歯列全体が収まりきらずに前方や外側へ張り出してしまいます。このようなケースでは、抜歯をして歯と顎のバランスを整え、無理のない位置に歯を並べ直す必要があります。

インビザラインで抜歯が必要ないケース

インビザラインのマウスピースを装着している女性の口元

インビザラインで抜歯が必要ないケースは、以下のとおりです。

軽度から中等度の歯列不正

歯並びの乱れが軽度〜中等度であれば、抜歯をせずに治療できることが多いです。例えば、前歯が少し重なっている程度や、隙間が目立つケースでは、インビザラインで歯を少しずつ移動させるだけで改善できるケースが多いです。

顎のスペースに余裕がある場合

顎の大きさと歯のサイズのバランスが取れている場合、抜歯をせずに歯を動かして整えることが可能です。歯を後方や側方へ移動させたり、歯の傾きを調整したりすることで、理想的な歯並びを実現できます。

ディスキング(IPR)で対応できる場合

ディスキング(IPR)とは、歯と歯の間を少しずつ削ってスペースを作る方法です。わずかなスペース不足であれば、抜歯を行わずにこの方法で歯を動かすスペースを作ることが可能です。歯を大きく削るわけではないため、歯の健康を保ちながら矯正治療を進められます。

奥歯を後方に移動できるケース

インビザラインでは、アタッチメントや顎間ゴムを活用して奥歯を後方へ移動させることができます。顎にある程度のスペースがあれば、この方法で抜歯をせずに歯並びを整えることも可能です。

インビザラインで抜歯をするメリット

インビザラインで抜歯をするメリットのイメージ

ここでは、インビザラインで治療を進めるなかで抜歯をするメリットについて解説します。

十分なスペースを確保できる

抜歯を行うことで歯を動かすためのスペースが確保され、無理のない位置に歯を並べられるようになります。特に重度の歯列不正では、このスペースがあるかどうかが治療成功の大きなポイントとなります。

横顔のバランスが整いやすい

出っ歯や口元の突出感が強い場合、抜歯をして前歯を後方へ移動させることで、横顔の印象が大きく改善します。Eライン(鼻と顎を結んだ線)の内側に唇が収まりやすくなり、口元全体の美しさが増すメリットがあります。

安定した噛み合わせを得られる

抜歯をすることで歯と顎のバランスが整い、上下の歯がしっかり噛み合いやすくなります。見た目の改善だけでなく、咀嚼や発音の機能性も高まり、長期的に安定した口腔環境を維持できる可能性が高くなります。

治療後の後戻りを防ぎやすい

歯を無理に押し込んで整えた場合、治療後に元の位置に戻りやすくなることがあります。抜歯によって十分なスペースを確保することで、歯が安定しやすくなり、後戻りのリスクを軽減できるのも大きなメリットです。

インビザラインで抜歯をする場合の注意点

インビザラインで抜歯をする場合の注意点のイメージ

ここでは、インビザラインで抜歯をする場合の注意点について解説します。

治療期間が長くなる可能性がある

抜歯を伴う場合、スペースを閉じるための歯の移動に時間がかかります。そのため、非抜歯で行うケースよりも治療期間が長くなる傾向があります。特に大臼歯を動かす必要がある場合は、2年以上かかることもあります。

抜歯自体の負担がある

抜歯は外科処置であるため、術後に腫れや痛みが出ることがあります。また、心理的にも歯を抜くという行為に抵抗を感じる方は少なくありません。歯を失うことへの不安が大きなデメリットとして挙げられます。

顔立ちに影響を及ぼす可能性がある

抜歯をして歯列が後方に下がることで、口元が大きく変化する場合があります。バランスが良くなるケースが多い一方で、人によっては口元が下がりすぎて老けた印象を与える可能性もあるため、慎重な診断が必要です。

治療の難易度が上がる

抜歯を伴うインビザライン治療は、歯の移動量や噛み合わせの調整が複雑になるため、歯科医師の技術が重要になります。症例によってはインビザライン単独での治療が難しく、部分的にワイヤー矯正を併用するケースもあります。

インビザラインで抜歯をするタイミング

抜歯鉗子と歯

多くの場合、抜歯はインビザライン治療を始める前に行います。事前にスペースを確保しておくことで、マウスピースの設計がしやすくなり、治療計画通りに歯を動かすことができます。

症例によっては、インビザライン治療を進めている途中で抜歯が必要になることもあります。これは、想定よりも歯が動きにくい場合や、治療計画の修正が必要になった場合に行われます。

治療途中に抜歯をしたことで追加のアライナーが必要になると、費用がかかったり期間が延びたりすることがあります。

インビザラインで抜歯をする場合にかかる費用

インビザラインで抜歯をする場合にかかる費用のイメージ

矯正治療において抜歯をする場合は、保険は適用されません。抜歯をする場合にかかる費用は、1本あたり5,000円〜1万円程度です。外科的処置が必要になると費用が1万円を超えることもあります。抜歯の本数が増えると、その分費用もかかります。

まとめ

パソコンを見ながら会話する笑顔の夫婦

インビザラインは、装置が目立ちにくく、日常生活に支障をきたしにくい矯正方法として人気がありますが、歯並びの状態によっては抜歯が必要になる場合があります。

特に、重度の歯列不正や出っ歯、顎と歯のバランスが大きく崩れているケースでは、抜歯をしてスペースを確保することが治療成功の鍵となります。

一方で、軽度から中等度の歯並びであれば、ディスキングや奥歯の移動を活用することで抜歯をせずに治療できる可能性もあります。

抜歯を行うことで横顔のバランスや噛み合わせが改善しやすくなりますが、治療期間の延長や抜歯そのものの負担といったデメリットも存在します。抜歯をするタイミングや本数は個々の症例によって異なり、歯科医師による精密な診断が不可欠です。

インビザラインで抜歯が必要かどうかは自己判断できるものではなく、歯科医師による精密検査とカウンセリングを通じて最適な治療方針を決定することが大切です。

正しい知識を持ち、メリット・デメリットを理解したうえで治療に臨むことで、理想的な歯並びと美しい口元を実現できるでしょう。

インビザラインを検討されている方は、大阪府摂津市「JR千里丘駅」より徒歩1分にある歯医者「辻中歯科医院」にお気軽にご相談ください。

当院では、むし歯・歯周病治療や小児歯科、マウスピース矯正など、さまざまな診療を行っています。診療メニューはこちら仮予約も受付しておりますので、ぜひご活用ください。

2025年09月26日 12:00

奥歯の虫歯治療|症状レベル別の治療法と費用、再発させないための予防策

こんにちは。大阪府摂津市「JR千里丘駅」より徒歩1分にある歯医者「辻中歯科医院」です。

奥歯の虫歯は、気づかないうちに進行してしまうことが多く、痛みが出てから慌てて歯科医院を受診したという経験はありませんか。

奥歯は食べかすが溜まりやすく、磨き残しも多いため、虫歯になりやすい部分です。放置すると虫歯が神経や周囲の歯にまで広がり、治療が複雑化したり、最悪の場合は抜歯が必要になったりするリスクもあります。

今回は、奥歯が虫歯になりやすい理由や治療法について解説します。奥歯が虫歯になるのを予防する方法についても解説しますので、ぜひ参考にしてください。

奥歯が虫歯になる原因

奥歯が虫歯になるメカニズムのイメージ

奥歯は食べ物を細かくすり潰すという重要な働きを持つため、噛み合わせの面が複雑な形状をしており、深い溝が多く存在します。

また、口の奥に位置するため自分では確認しづらく、歯ブラシも届きにくいため、日々のケアが不十分になりがちです。その結果、虫歯ができても気づきにくく、痛みなどの自覚症状が現れたころにはすでに進行しているケースも少なくありません。

虫歯の原因

虫歯の原因は、プラーク中の細菌です。プラークとは、口腔内の細菌の塊で、歯ブラシなどで取り除くことができます。

しかし、セルフケアが不十分だとプラークが蓄積し、細菌が増殖していきます。プラーク中の細菌は糖分をエネルギー源にして酸を産生し、この酸によって歯の表面のカルシウムやリンが溶け出す(脱灰)ことで、やがて歯に穴が開き、虫歯が発生します。

さらに、虫歯の発生しやすさには歯の質や唾液の働きも関係しています。唾液には酸を中和したり、溶けた歯を修復したりする力がありますが、分泌量が少ないと虫歯になるリスクが高まります。

加えて、糖分の摂取頻度が多いと、口腔内が長時間酸性の状態になりやすく、虫歯が進行しやすくなります。

つまり、虫歯は細菌、糖分、歯の質、時間の4つの要素が重なったときに起こるのです。

奥歯の虫歯が及ぼす影響

奥歯は咀嚼の中心を担っているため、虫歯が悪化して抜歯に至ると、咀嚼効率が低下します。噛む力が弱まることで食べ物を十分に細かくできず、消化不良や栄養バランスの乱れを引き起こす可能性もあるでしょう。

奥歯の虫歯の治療方法

奥歯の虫歯治療の前後のイメージ

虫歯は進行度に応じてCO~C4に分けられます。ここでは、代表的な治療法を進行度別にご紹介します。

CO:初期段階の虫歯

COは、虫歯のごく初期段階で、歯の表面が脱灰している状態です。歯の表面が白く濁るなどの変化が見られますが、穴は開いておらず痛みもありません。

この段階では歯を削る必要はなく、フッ素の使用や丁寧な歯磨きによって再石灰化(溶けた歯の成分が元に戻ること)を促すことで、進行を防ぐことができます。

C1:エナメル質の虫歯

C1の虫歯は、歯の表面のエナメル質が溶かされた状態です。この場合には、虫歯部分を除去したうえでレジン(歯科用プラスチック)を詰めて修復が行われます。この段階では痛みも少なく、短時間で治療が完了することが多いです。

C2:象牙質の虫歯

虫歯が象牙質まで進行したC2の状態では、虫歯の部分を丁寧に取り除いたうえで、詰め物を使って歯の形や機能を回復させます。

ただし、虫歯が広範囲に及んでいる場合には、詰め物では対応しきれないため、被せ物による修復が選択されることもあります。

使用される材料には、レジンや銀歯、セラミックなどがあり、それぞれ審美性・耐久性・費用面に違いがあります。患者さまのご希望や口腔内の状況に応じて素材を選択します。

C3:神経にまで達した虫歯

C3は虫歯が歯の神経(歯髄)まで達した状態です。冷たいものや熱いものを口にしたときに強い痛みを感じたり、何もしなくてもズキズキと痛んだりすることがあります。この状態にまで進行すると、根管治療が必要になるケースが多いです。

根管治療では、まず虫歯部分と感染した神経を除去し、根管内を洗浄・消毒したあと、薬剤を詰めて密閉します。治療は1回で終わることは少なく、通常2~4回程度の通院が必要です。治療後は被せ物を装着して歯の機能を補います。

C4:歯根にまで達した虫歯

虫歯が歯根まで進行したC4では、歯を残すことが難しくなり、抜歯が必要になる場合があります。抜歯後は、ブリッジや入れ歯、インプラントなどで咀嚼機能を補います。

奥歯の虫歯治療の費用と期間

奥歯の虫歯治療にかかる費用と期間のイメージ

奥歯の虫歯治療にかかる費用と期間は、虫歯の進行度や治療法によって大きく異なります。保険診療の範囲内であれば安価に治療できますが、審美性や耐久性を重視して自由診療を選ぶ場合は費用が高くなる傾向があります。

軽度の虫歯であれば保険診療の場合1,000円〜3,000円程度、詰め物や被せ物が必要な場合は5,000円〜1万5,000円程度が目安です。自費診療の場合、セラミックなどの素材を選ぶと1本あたり数万円から10万円以上かかることもあります。

症状が軽ければ短期間で完了するケースが多いですが、進行するほど治療工程が複雑になり、時間も費用もかかる傾向があります。根管治療が必要になると、1〜2か月程度かかるでしょう。

早期発見・早期治療によって、身体的・経済的な負担を軽減することができますので、定期的に歯科医院で検診を受けることが推奨されます。

奥歯の虫歯治療で得られる効果

奥歯の虫歯治療が完了して痛みがなくなり、楽しく会話をする男女

虫歯が進行すると食事や会話、さらには全身の健康にも影響を及ぼします。ここでは、適切な治療を受けることで、得られる効果をご紹介します。

痛みや不快感がなくなる

虫歯治療によって、冷たいものや甘いものがしみる知覚過敏、噛んだときの痛みなどの不快な症状が改善されます。これにより、食事や会話が快適になります。

歯を残せる確率が高まる

虫歯を放置すると、歯の神経や根にまで影響が及び、最終的には抜歯が必要になることもあります。

早期に治療を行うことで、歯を保存できる可能性が高まり、将来的な補綴治療(入れ歯・インプラントなど)のリスクを減らすことができます。

他の歯への悪影響を防ぐことができる

奥歯の虫歯を早期に治療すると、隣接する歯や噛み合う歯に細菌が広がるのを防ぐ効果があり、口腔全体への影響を抑えることができます。早期発見・早期治療が、口腔内全体の健康維持につながる重要なポイントです。

生活の質が向上する

奥歯の虫歯を治療することで、しっかり噛めるようになり、食事の楽しみや会話の快適さが戻ってきます。治療によってその機能を維持することは、全身の健康にも大きく貢献します。

奥歯の虫歯治療に伴う注意点とリスク

奥歯の虫歯治療に伴う注意点とリスクを説明するイメージ

奥歯の虫歯治療は、進行度や治療法によって注意すべき点やリスクが異なります。治療後のトラブルを防ぐためにも、事前に理解しておくことが大切です。

治療後の痛みや違和感

奥歯の虫歯治療後は、一時的に痛みや違和感を覚えることがあります。

特に神経に近い部分を削った場合や、根管治療を行った場合は、数日〜数週間ほど軽い痛みが続くこともあります。これは治癒過程の一部ですが、強い痛みや長引く症状がある場合は、早めに歯科医師に相談しましょう。

再発のリスク

治療後も口腔ケアが不十分だと、詰め物の隙間から細菌が入り込んで再び虫歯が発生するリスクがあります。特に奥歯は磨き残しが多くなりやすいため、デンタルフロスや歯間ブラシの使用、定期的なメンテナンスが重要です。

治療費の負担

奥歯の虫歯治療は、症状や方法によって費用が大きく異なります。治療の内容によっては複数回の通院が必要となり、その都度費用がかかるため、事前に確認しておくことが大切です。

抜歯後の影響

虫歯が進行して抜歯が必要になった場合、咀嚼機能の低下や隣接歯への負担が生じます。さらに、歯を補わないまま放置していると、歯並びや噛み合わせが乱れてくることがあります。

奥歯の虫歯を予防する方法

奥歯の虫歯を予防する為のデンタルケア用品と定期歯科検診を受けるイメージ

ここでは、奥歯の虫歯を予防する方法について解説します。

正しい歯磨き習慣を身につける

毛先が広がっていない歯ブラシを使い、1本ずつ丁寧に磨くことを心がけましょう。特に奥歯の噛み合わせ面や歯と歯ぐきの境目は、意識して磨く必要があります。1回の歯磨きは2〜3分かけて行うのが理想的です。

デンタルフロスや歯間ブラシを活用する

歯ブラシだけでは落としきれない歯と歯の間の汚れは、デンタルフロスや歯間ブラシを使って除去しましょう。特に奥歯の歯間は汚れが溜まりやすいため、これらを毎日のケアに取り入れることが推奨されます。

フッ素入り歯磨き粉を使用する

フッ素には、歯の再石灰化を促し、酸に対する抵抗力を高める働きがあります。フッ素入りの歯磨き粉を使用することで、虫歯の発生リスクを抑えることができます。歯磨き後のうがいは少量の水で軽く行い、フッ素を口腔内に残すようにすると効果的です。

定期検診を受ける

奥歯の虫歯を予防するためには、定期的に歯科検診を受けることが欠かせません。一般的には、3〜6か月に1回のペースで歯科医院を受診し、専門的なチェックやクリーニングを受けることが推奨されています。

定期検診では、見逃しやすい初期の虫歯も発見できるため、早期治療につながります。

食生活を見直す

奥歯の虫歯を予防するためには、食生活の見直しが重要です。特に砂糖を多く含むお菓子や清涼飲料水の摂取は控えめにしましょう。

また、食後はなるべく早めに歯磨きを行うことが効果的です。食事の際には、よく噛むことで唾液の分泌を促し、口腔内の自浄作用を高めることも奥歯の虫歯予防に役立ちます。

まとめ

奥歯の虫歯治療をして笑顔で食事をする男女

奥歯には汚れが溜まりやすく、虫歯になっても気づきにくいです。そのため、発見が遅れやすく、気づいたときにはすでに進行しているケースも少なくありません。

治療方法は虫歯の進行度によって異なり、初期段階では簡単な処置で済むケースが多いですが、中等度以上になると神経の治療や被せ物が必要になることもあります。

また、治療にかかる費用や期間も、症状の程度や選択する素材・方法によって大きく変わるため、事前に歯科医師としっかり相談することが大切です。

虫歯は進行すると治療の負担も大きくなります。だからこそ、予防が何よりも大切です。毎日のセルフケアを丁寧に行い、口腔内の健康を守っていきましょう。

虫歯にお悩みの方は、大阪府摂津市「JR千里丘駅」より徒歩1分にある歯医者「辻中歯科医院」にお気軽にご相談ください。

当院では、むし歯・歯周病治療や小児歯科、マウスピース矯正など、さまざまな診療を行っています。診療メニューはこちら仮予約も受付しておりますので、ぜひご活用ください。

2025年09月19日 12:00

プレオルソとは?子どもの歯並び矯正に役立つ効果・メリット・デメリット

こんにちは。大阪府摂津市「JR千里丘駅」より徒歩1分にある歯医者「辻中歯科医院」です。

お子さまの歯並びや噛み合わせが気になっている保護者の方は多いのではないでしょうか。小児矯正で使用される装置にはいくつかあるため、どれを選ぶべきか悩む方も少なくありません。

小児矯正を検討されている保護者の方のなかには、プレオルソでの治療を検討されている方もいらっしゃるでしょう。では、プレオルソを使用した治療にはどのような効果があるのでしょうか。

この記事では、プレオルソとはどのような装置か、どのような効果があるのか解説します。お子さまの矯正治療を検討中の方や、プレオルソの効果について知りたい方は、ぜひ参考にしてください。

プレオルソとは

プレオルソを手の平にのせた子どものイメージ

プレオルソとは、顎が成長する時期のお子さんに使用されるマウスピース型の矯正装置です。日中の決められた時間や就寝時に装着し、お口周りの筋肉のバランスを整え、顎の成長を促すことで、歯が正しい位置に並ぶように導きます。

プレオルソは柔らかい素材でできています。また、取り外しが可能な点も特徴です。

プレオルソは、顎の成長が活発な時期に始めることでより効果が得やすいとされています。一般的には、乳歯と永久歯が混在する6歳から10歳頃の子どもが対象となりますが、個々の成長発育や歯の状態によって適切な開始時期は異なります。

プレオルソの効果

プレオルソの効果について説明する女の子

プレオルソは、子どもの歯並びや口腔習慣の改善を目的として使用されるマウスピース型の矯正装置です。ここでは、プレオルソの主な効果について詳しく解説します。

悪習癖を改善できる

プレオルソを使用することで、指しゃぶりや舌突出癖など、歯並びに悪影響を及ぼす悪習癖の改善が期待されます。装着することで舌の位置を正しく誘導し、無意識のうちに行われている癖や習慣を徐々に減らす効果があるのです。

ただし、すべてのお子さんに同じような効果が出るわけではなく、改善の程度には差があることを理解しておくと安心です。

歯並びが悪くなるのを防ぐことができる

歯並びが大きく乱れる前の段階でプレオルソを使用することで、歯列の乱れを防ぐ効果が期待されています。これは、プレオルソを装着することで、顎の発育を促しながら歯が正しい位置に並ぶようサポートするためです。

矯正治療後の後戻りが起こりにくい

矯正治療後に歯が元の位置に戻ろうと動く後戻りが起こることがあります。矯正治療で歯並びをきれいに整えても、口呼吸や舌癖などが改善されていなければ、再び歯並びが乱れる可能性があります。

プレオルソを使用して、これらの癖や習慣を改善できれば、矯正治療後の歯並びが乱れるのを防ぐことができるのです。

プレオルソが適応となる症例

プレオルソが適応となる受け口の子ども

プレオルソは、主に軽度の出っ歯(上顎前突)や受け口(反対咬合)、開咬、軽度の叢生などに効果が期待されます。

一方、重度の骨格的なズレや、歯並びの乱れが大きい場合、永久歯がすべて生えそろっている場合は、プレオルソだけで十分な効果が得られない可能性があります。

治療の適応となるかは、必ず歯科医師による診断が必要です。

プレオルソのメリットとデメリット

プレオルソのメリットとデメリットを説明するイメージ

プレオルソにはメリットとデメリットがあります。後悔なく治療を進めるためには、どちらも理解したうえで検討することが大切です。ここでは、プレオルソのメリットとデメリットについて解説します。

プレオルソの主なメリット

プレオルソは取り外しができるため、歯磨きや食事がしやすく、口腔内を清潔に保ちやすいです。また、柔らかい素材でできているため、装着時の違和感や痛みが少ないとされています。

さらに、口呼吸や舌の癖など、口腔周囲の筋機能を改善できる点もメリットです。これによって、将来的な矯正治療の必要性を減らせる可能性もあります。

プレオルソのデメリット

プレオルソはすべての症例に適応となるわけではありません。重度の歯列不正や骨格的な問題がある場合には、効果が得られにくいことがあります。

また、装置の装着時間や使い方を守ることが重要であり、自己管理が難しいお子さまの場合は効果が限定的になることも考えられます。また、治療期間や結果には個人差があり、必ずしも理想的な効果が得られるとは限りません。

プレオルソの治療の流れ・装着時間・期間の目安

プレオルソの装着時間と治療期間のイメージ

プレオルソ治療を始めるには、まず歯科医院でのカウンセリングが必要です。お子さまの歯並びや噛み合わせの状態を詳しく診断し、プレオルソが適応となるかを歯科医師が判断します。

プレオルソを使用した治療を開始する前には、歯科医師から装着方法や注意点について説明を受けます。

プレオルソは、主にご自宅で装着する取り外し式のマウスピース型矯正装置です。基本的には日中1時間程度と就寝時に装着します。装着時は口をしっかり閉じて自然に呼吸することがポイントです。

治療期間には個人差がありますが、一般的には1年から2年程度が目安とされています。

治療の進み具合やお子さまの成長に合わせて、1〜2か月ごとに定期的な通院が必要です。通院時には装置の適合状態や歯並びの変化を確認し、必要に応じて装置の調整や指導が行われます。

プレオルソ治療の費用と保険適用について

プレオルソ治療の費用と保険適用について説明するイメージ

プレオルソ治療を検討する際に多くの方が気になる費用や保険適用の有無について解説します。

プレオルソ治療の費用相場

プレオルソ治療の費用は、治療を受ける歯科医院や地域、治療期間の長さによって大きく異なりますが、相場としては約3万円から20万円程度が目安です。

装置代だけでなく、調整・通院費などが含まれている場合もあります。歯科医院によって費用は異なりますので、事前にしっかり確認しておきましょう。

保険適用の対象になる?

プレオルソ治療は、基本的に自由診療となり、健康保険の適用外です。

ただし、厚生労働大臣が定める特定の疾患や顎変形症などと診断された場合には、保険が適用されるケースもあります。詳しくは、治療を受ける歯科医院で確認しましょう。

プレオルソ治療でよくあるトラブルと対処法

プレオルソ治療中に虫歯になった子ども

プレオルソ治療中によく起こるトラブルと、その具体的な対処法について解説します。

装着時間を守れない

プレオルソは、毎日決められた時間装着することが大切です。装着時間を守らないと、期待していた効果が得られません。

装置の装着を忘れやすいときは、装着する時間を決めると習慣化しやすくなります。保護者の方が声かけを行うことや装着時間を記録することも効果的です。どうしても難しい場合は、歯科医師に相談し、個別に対応策を検討しましょう。

装置が破損した・違和感がある

装置が破損した場合や強い痛みがある場合は、使用をやめて歯科医院に連絡してください。破損した装置を使用し続けると口内を傷つける恐れがあります。

また、装置の装着直後は違和感を覚えることが多いですが、時間の経過とともに慣れていくケースがほとんどです。装着時の違和感が長引く場合は調整が必要なケースもあるため、歯科医師に相談しましょう。

虫歯や歯肉炎になった

歯磨きや装置の清掃が不十分だと、虫歯や歯肉炎になるリスクが高まります。装置を取り外したら丁寧に歯磨きを行い、装置もきちんと洗浄しましょう。

また、虫歯や歯肉炎などのトラブルを早期に発見するためには、定期的に歯科検診を受けることも大切です。

プレオルソ治療後のフォローと再治療の必要性

プレオルソ治療後に経過を見るために定期敵に歯科検診を受ける女の子

プレオルソ治療が終了したあとも、歯並びや噛み合わせの状態が安定しているかを確認するために、定期的な経過観察が必要です。成長期のお子さまの場合、顎や歯の発育が続くため、治療後も変化が起こる可能性があります。

特に、指しゃぶりや口呼吸などの癖が続いている場合や、顎の成長バランスに変化が見られる場合は、再治療や追加の矯正が必要となることもあります。

また、永久歯への生え変わりの時期に歯の位置がずれることもあるため、経過観察で異常が見つかった場合は、早めに対応することが望ましいです。

まとめ

かくれんぼをするプレオルソで矯正した綺麗な歯ならびの子ども

プレオルソは、顎が成長する時期のお子さんに使用されるマウスピース型の矯正装置です。

プレオルソには、口周りの悪習癖を改善できる、歯並びが乱れるのを防ぐことができるなどの効果があります。

ただし、きちんと装置の装着を続けなければ、期待していた効果を得ることができません。装置に慣れるまで違和感を覚えることもありますが、定期的に歯科医師のフォローを受けながら進めていくことが大切です。

小児矯正を検討されている方は、大阪府摂津市「JR千里丘駅」より徒歩1分にある歯医者「辻中歯科医院」にお気軽にご相談ください。

当院では、むし歯・歯周病治療や小児歯科、マウスピース矯正など、さまざまな診療を行っています。診療メニューはこちら仮予約も受付しておりますので、ぜひご活用ください。

2025年09月12日 12:00

出っ歯の矯正を徹底解説|原因から治療法・費用・期間までやさしく紹介

こんにちは。大阪府摂津市「JR千里丘駅」より徒歩1分にある歯医者「辻中歯科医院」です。

笑ったときに出っ歯が目立つとお悩みの方は少なくないでしょう。出っ歯は見た目の印象だけでなく、噛み合わせや発音、将来的な歯の健康にも影響を及ぼす可能性があります。そのため、矯正することが推奨されるのです。

では、出っ歯を治療する方法にはどのようなものがあるのでしょうか。また、出っ歯を矯正する場合にはどれくらいの費用や期間がかかるのでしょうか。

この記事では、出っ歯とはどのような状態なのか、どのように矯正するのか解説します。矯正治療にかかる費用や治療期間についても解説しますので、出っ歯にお悩みの方は、ぜひ参考にしてください。

出っ歯とは

出っ歯のイメージ

出っ歯とは、医学的には上顎前突(じょうがくぜんとつ)と呼ばれ、上の前歯や上あごが前方に突出している状態を指します。見た目の問題だけでなく、噛み合わせや発音、口元の閉じづらさなど、日常生活に影響を及ぼすこともあります。

自分でできる出っ歯のチェック方法

ご自身で出っ歯かどうかを簡単に確認する方法として、まずは横顔を鏡で見て、上の前歯が下の前歯よりも大きく前に出ていないかを観察してみましょう。

また、口を自然に閉じたときに唇が閉じにくい、あるいは無理に力を入れないと閉じられない場合も、出っ歯の可能性があります。

前歯でしっかり噛み切れない、発音しにくい音があるなどの自覚症状がある場合は、早めに歯科医院で相談することが推奨されます。自己判断だけでは正確な診断が難しいため、気になる症状があれば歯科医師に相談しましょう。

出っ歯の主な原因

出っ歯の主な原因の指しゃぶりをする子ども

ここでは、出っ歯になる主な原因について解説します。

先天的な要因(遺伝など)

出っ歯は、遺伝的な要素が関与することが多く、両親や祖父母が出っ歯の場合、歯や顎の骨格の特徴が遺伝することがあります。

例えば、上顎が前方に突出している、下顎が小さいなどの骨格的な特徴は遺伝することがあるのです。これらの骨格的な問題は成長過程で顕著になることが多く、早期の相談が重要です。

後天的な要因(生活習慣やクセ)

指しゃぶりや舌で前歯を押す癖、口呼吸などの生活習慣やクセが原因で出っ歯になることもあります。特に、幼少期にこれらの習慣やクセが長期間続くと、歯並びや顎の発達に影響を及ぼしやすくなります。

歯並びが乱れるのを防ぐためにも、日常生活のなかで気になるクセがある場合は、早めに改善したほうがよいでしょう。ご自身で改善が難しい場合は、歯科医師に相談してください。

出っ歯によるリスクとデメリット

出っ歯によるリスクイメージ

出っ歯は見た目だけでなく、健康や日常生活にもさまざまな影響を及ぼす可能性があります。ここでは、出っ歯を放置するリスクやデメリットについて詳しく解説します。

コンプレックスになる

出っ歯は、口元が前方に突出して見えるため、笑顔や横顔の印象に影響を与えることがあります。そのため、外見にコンプレックスを感じやすく、人前で笑うことや会話をためらう方も少なくありません。

こうした心理的な負担は、自己肯定感の低下や対人関係のストレスにつながることもあります。

噛み合わせや発音への影響

出っ歯によって上下の歯が正しく噛み合わなくなると、食べ物をしっかり噛めない、発音が不明瞭になるなど、日常生活に支障をきたす場合があります。特に、サ行やタ行などの発音が難しくなることがあり、会話に不便を感じるケースも見受けられます。

虫歯・歯周病になるリスクが高まる

前歯が突出していると、唇を閉じにくくなり、口内が乾燥しやすくなります。これによって、唾液の分泌量が減ると、細菌が繁殖して虫歯や歯周病になるリスクが高まるのです。

顎関節に負担がかかる

出っ歯の場合、上下の前歯が噛み合わないため、食べ物をうまく噛み切ることが難しくなります。そのため、奥歯や顎関節に負担がかかる可能性があるのです。これによって、顎関節症を引き起こすリスクも高まります。頭痛や肩こりなどの症状を引き起こすこともあるでしょう。

これらのリスクを予防するためにも、専門的な診断と適切な治療が重要です。

出っ歯を矯正する方法

出っ歯を矯正するための装置

出っ歯を矯正する方法には、主にワイヤー矯正とマウスピース矯正があります。ここでは、それぞれの特徴について詳しく解説します。

ワイヤー矯正

ワイヤー矯正とは、歯の表面にブラケットを装着し、そこにワイヤーを通して歯を動かす方法です。

実績のある治療法で、幅広い症例に対応できる点が特徴といえます。固定式の装置を使用するため、装着時間などを管理する必要がありません。

その一方で、歯の表側に装置を取り付ける場合、口をあけたときに目立つことがあります。また、食事の際に食べかすが装置に挟まる可能性もあるでしょう。歯磨きがしにくい点もデメリットといえます。

マウスピース矯正

マウスピース矯正とは、透明なマウスピースを使って歯を徐々に動かす方法です。

装置が目立ちにくいことから多くの方に選ばれています。また、装置は取り外しができるため、ふだんどおりに食事や歯磨きができます。そのため、お口の中を衛生的に保ちやすいのです。

その一方で、適応となる症例に限りがある点はマウスピース矯正のデメリットといえます。また、マウスピースの装着時間や交換時期を守らないと、計画どおりに治療を進めることができません。自己管理が苦手な方にとってはデメリットといえるでしょう。

出っ歯矯正にかかる費用と期間の目安

出っ歯矯正にかかる費用と期間の目安イメージ

出っ歯を矯正する場合にかかる費用や期間の目安について詳しく解説します。

治療方法ごとの費用相場

出っ歯を治療する場合にかかる費用は、ワイヤー矯正で60万円から100万円程度、マウスピース矯正で80万円から120万円程度が相場です。部分矯正で前歯のみを治療する場合には30万円から60万円程度かかるケースが多いでしょう。

これらの費用とは別に、診断料や調整料、保定装置代などがかかる場合もあるため、事前に詳細を確認することが大切です。

なお、矯正治療は高額になることが多いため、分割払いに対応している歯科医院も多くあります。また、デンタルローンを利用することで、まとまった費用の負担を軽減することが可能です。支払い方法は歯科医院によって異なりますので、契約前に確認しておきましょう。

治療期間の目安

治療期間は症状の程度や選択する矯正方法によって異なりますが、全体矯正では1年半から3年程度が一般的な目安です。部分矯正の場合は半年から1年程度で終了するケースもあります。

治療は初診・診断、装置の装着、定期的な調整、装置の撤去、保定期間という流れで進みます。継続的な通院が必要となるため、ライフスタイルに合わせて無理のないスケジュールを立てることが重要です。

矯正治療中・治療後の注意点とセルフケア

矯正治療中に歯磨きをする女性

出っ歯の矯正治療では、治療中や治療後の生活習慣やセルフケアが治療の成果を長く保つために重要となります。

硬いものや粘着性の高いものは控える

ワイヤー矯正の場合、装置に食べ物が詰まりやすいです。また、硬いものや粘着性の高いものを口にすると装置が破損したり外れたりする可能性があります。そのため、硬い食べ物や粘着性の高い食品は控えることが推奨されます。

しっかりと歯磨きをする

ワイヤー矯正の場合、装置周囲に汚れが残りやすくなるため、毎食後の丁寧な歯磨きが大切です。装置周辺に食べかすなどの汚れが残った状態が続くと、虫歯や歯周病になるリスクが高まります。

また、マウスピース矯正の場合もしっかりと歯磨きをすることが大切です。

マウスピース矯正中は装置を装着した時間が長くなります。マウスピースを装着していると、歯に自浄作用がある唾液が行き渡りません。そのため、歯磨きを怠ると細菌が繁殖して虫歯になるリスクが高まるのです。

また、マウスピース自体のお手入れも重要です。マウスピースには汚れが付着しやすく、お手入れを怠ると細菌が繁殖して虫歯だけではなく口臭の原因にもなります。

矯正治療中に虫歯や歯周病になると、それらの治療を優先するケースが多いです。これによって、計画どおりに治療が進まなくなる可能性があるでしょう。虫歯や歯周病を予防して、計画どおりに治療を進めるためにも、しっかり歯磨きをしましょう。

歯科医師の指示に従い、定期的な通院を欠かさず行うことも治療の成功につながります。

矯正治療後はリテーナー(保定装置)を装着する

矯正治療後は歯が元の位置に戻ろうと動く後戻りを起こすリスクがあります。そのため、矯正治療後は歯科医師の指示どおりにリテーナー(保定装置)を使用することが重要です。自己判断で使用を中断しないよう注意しましょう。

定期的に検診を受ける

矯正治療中・治療後も定期的に歯科医院で検診を受けることが大切です。検診では、歯の動きに問題はないか、後戻りは起こっていないか、虫歯や歯周病などのトラブルは起こっていないかを確認します。

また、プロによるクリーニングを受けることで、健康な口腔環境を維持しやすくなります。

まとめ

出っ歯の矯正治療が終わり笑顔に自信が出た女性

出っ歯は見た目だけでなく、噛み合わせや発音にも影響を及ぼすことがあります。また、虫歯・歯周病になるリスクも高まるでしょう。そのため、矯正することが推奨されるのです。

出っ歯を矯正する方法にはワイヤー矯正やマウスピース矯正があります。それぞれ特徴が異なるため、よく理解したうえで検討することが大切です。

出っ歯にお悩みの方はひとりで悩まずに信頼できる歯科医院で相談するとよいでしょう。

歯列矯正を検討されている方は、大阪府摂津市「JR千里丘駅」より徒歩1分にある歯医者「辻中歯科医院」にお気軽にご相談ください。

当院では、むし歯・歯周病治療や小児歯科、マウスピース矯正など、さまざまな診療を行っています。診療メニューはこちら仮予約も受付しておりますので、ぜひご活用ください。

2025年09月05日 12:00

歯石をためない!今日からできる予防法を解説

こんにちは。大阪府摂津市「JR千里丘駅」より徒歩1分にある歯医者「辻中歯科医院」です。

歯石は、虫歯や歯周病、口臭などのお口のトラブルの原因になります。

しかし、一度歯石がたまるとブラッシングでは取り除けません。「歯石って予防できるの?」「歯石をためないためにはどうすればいい?」などと疑問に感じている方も多いのではないでしょうか。

この記事では、歯石がたまるリスクと、今日からできる歯石の予防法について解説します。健康で美しい歯を維持するために、ぜひ参考にしてください。

歯石とは

歯石のイメージ

歯石は、歯の表面に付着したプラーク(歯垢)が石灰化して硬くなったものです。

プラークは細菌の塊で、食べ物の残りかすや唾液に含まれる糖分をエサとして増殖します。このプラークが唾液中のカルシウムやリンなどのミネラル成分と結合することで、硬い歯石へと変化していくのです。

歯石ができるまでの期間

食後、24時間以内にプラークになり、2日程度で石灰化し始めます。歯石になると、歯ブラシでは除去できません。歯石の表面はざらざらとしているため、さらにプラークが付着して大きくなっていきます。

歯石の種類

歯石は、できる場所によって歯肉縁上歯石と歯肉縁下歯石の2つに分けられます。歯肉縁上歯石は、歯茎より上の目に見える部分にできる歯石です。白色または黄色をしており、やわらかく、除去しやすいという特徴があります。

一方で、歯周ポケット内にできる歯肉縁下歯石は、黒褐色で硬く、除去しにくい歯石です。放置すると細菌が付着して繁殖し、歯周病の原因になります。

歯石がたまるとどんなリスクがある?

歯石がたまり歯周病になった歯茎

歯石がたまると、以下のリスクがあります。

歯周病になる

歯石は、歯周病のリスクを高める一因です。歯石の表面はざらざらしており、プラークが付着しやすくなっています。細菌が繁殖しやすく、歯茎が炎症を起こしやすい状態です。

歯と歯茎の間の歯周ポケットにプラークが蓄積して歯茎が炎症を起こすと、歯茎の腫れや出血などの症状が生じます。プラークが石灰化して歯石になると、歯周病菌が繁殖して歯周組織に侵入し、歯周病が進行していきます。

最終的には歯を支えている歯槽骨が破壊されて歯がぐらつき、歯を失うことのある病気です。

虫歯になる

歯石があると虫歯のリスクも高まります。前述したとおり、歯石の周りにはプラークが付着しやすく、細菌が繁殖しやすい環境です。プラークに含まれる細菌が、食べ物に含まれる糖分を分解して酸を作り出します。酸により歯のエナメル質が溶かされて、虫歯が発生します。

特に歯と歯の間や歯と歯茎の境目には磨き残しが生じやすく、歯石になりやすいため、虫歯になるリスクが高いです。

口臭が発生する

歯石に付着した細菌は、食べ物の残りかすや剥がれ落ちた口腔内の細胞を分解する際に、揮発性硫黄化合物などの悪臭成分を産生します。

特に歯周ポケットに蓄積した歯石の周りは、酸素の少ない環境を好む嫌気性細菌が繁殖しやすい状態です。そのため、歯周ポケットに歯石がたまって歯周病が進行した場合、嫌気性細菌によって強い口臭が発生することがあります。

また、歯周病が進行すると歯茎から出血したり、膿が出たりするのも口臭の原因となります。

見た目が悪くなる

歯石は、黄色や黒っぽい色をしており、見た目にも悪影響を与えます。特に前歯に付着した歯石は目立ちやすく、笑ったり人と話したりする際に印象を悪くする場合があるでしょう。お口の手入れができていない人、食生活が乱れている人などと思われかねません。

相手に好印象を与えるためだけでなく、自分に自信を持つためにも、白く清潔感のある歯を維持することは重要です。

歯石を予防するためのポイント

歯石を予防するための歯磨きのやり方を指導する歯科衛生士

歯石を予防するためには、毎日しっかりセルフケアを行うことと食生活を見直すことが大切です。ここからは、歯石を予防するためのポイントを解説します。

正しい方法で歯磨きをする

歯石予防の基本は、毎日の正しい歯磨きです。歯ブラシの毛先が広がらない程度の力加減で、小刻みに動かしながら1本ずつ丁寧に磨きましょう。

歯と歯茎の境目には歯ブラシを45度の角度で当てて磨きます。歯がデコボコに並んでいる箇所は、歯ブラシを縦に持ち、歯のすべての面を磨くよう心がけましょう。奥歯に背の低い歯がある場合は、歯ブラシを斜め横から入れて細かく動かしてください。

歯を磨いているつもりでも、磨き残しをしていることは少なくありません。すべての歯を磨けるよう、磨く順番を決めて磨く、鏡を見ながら磨くなど工夫することも大切です。

デンタルフロスや歯間ブラシを使用する

歯ブラシだけでは、口腔内にたまった汚れを取り除くことは困難です。歯と歯の間、歯と歯茎の境目など、細かい部分はデンタルフロスや歯間ブラシ、タフトブラシを使用しましょう。

デンタルフロスは、歯と歯の隙間にたまった汚れを効率的に除去できる補助用具です。デンタルフロスを歯と歯の間にゆっくりと挿入し、歯の側面に沿って上下に動かしながら汚れを除去します。

歯間ブラシは、歯と歯の間の隙間が大きい場合に使用します。歯間の大きさに合わせてサイズを選びましょう。タフトブラシは、歯並びが悪い箇所や、歯と歯の間にできる三角形の隙間など、通常の歯ブラシでは磨きにくい部分に使用します。

プラークが歯石に変わり始めるまでの期間は2日程度とされているため、1日1回、就寝前だけでも補助清掃用具を使用してプラークを取り除きましょう。

食生活を見直す

糖分の多い食品や飲料は、口腔内の細菌のエサとなり、プラークの形成を促進します。特に、だらだらと長時間にわたって甘いものを摂取すると細菌が繁殖しやすくなります。

間食をする際は時間を決めて摂取し、歯磨きが難しい場合は水でうがいをして、食べかすが残らないようにしましょう。

また、唾液の分泌を促進するために、よく噛んで食べることも大切です。唾液には洗浄作用があり、口腔内を中性に保つ働きがあります。

歯石予防のためにプロのケアも取り入れよう

歯石予防のためのプロのケアを受ける女性

どんなに丁寧に歯を磨いても、完全にプラークを除去することは困難です。また、歯石は、ブラッシングでは除去できません。そのため、定期的に歯科医院でのケアを受けることが大切です。ここでは、歯科医院で受けられる歯石ケアについて解説します。

歯のクリーニング

歯のクリーニングは、磨き残しによって発生したプラークや歯石を除去する処置です。歯周ポケットに歯石が蓄積している場合は、スケーラーという器具を使用して清掃します。歯の表面をツルツルにすることで、汚れを付着しにくくするのもクリーニングの目的です。

ただし、歯科医院でプラークを取り除いても、3ヶ月程度で元の状態に戻るとされています。そのため、3ヶ月に1回のペースで歯科医院を受診し、クリーニングを受けましょう。

また、磨き残しが多い方や、虫歯や歯周病になったことのある方は、1〜2ヶ月に1回程度の受診が勧められる場合があります。クリーニングの頻度は口腔内の状況によっても変わるため、歯科医師に確認しましょう。

ブラッシング指導

歯科医院では、患者さま一人ひとりの口腔内の状況や歯並び、生活習慣に応じたブラッシング指導を行っています。また、デンタルフロスや歯間ブラシの使用方法、適切な補助清掃用具の選び方についてもアドバイスしています。

ブラッシング指導の際には、染め出し液を使って磨き残しを可視化することも可能です。患者さま自身が磨き残しの多い箇所を把握でき、歯磨きの質を向上できます。

定期的にブラッシング指導を受けると、モチベーションにもつながり、口腔内をきれいに保てるでしょう。

まとめ

歯石を予防しきれいな歯を見せる笑顔の女性

歯石が蓄積すると、歯周病や虫歯、口臭などの原因になります。歯石はブラッシングでは除去できないため、そもそも発生しないよう予防することが大切です。

歯石を予防するためには、デンタルフロスや歯間ブラシも使いながら、毎日丁寧にブラッシングすることが基本です。

また、定期的に歯のクリーニングを受けることで、自分では取り除けなかったプラークや歯石を除去し、口腔内を健康に保つことにつながります。一人ひとりの歯並びや磨き残しの状況に合わせたブラッシング指導も受けられますので、歯科医師に相談してください。

お口の健康を守りたいとお考えの方は、大阪府摂津市「JR千里丘駅」より徒歩1分にある歯医者「辻中歯科医院」にお気軽にご相談ください。

当院では、むし歯・歯周病治療や小児歯科、マウスピース矯正など、さまざまな診療を行っています。診療メニューはこちら仮予約も受付しておりますので、ぜひご活用ください。

2025年08月29日 12:00

歯周病は治る?治療の具体的な流れと進行を抑えるためにできること

こんにちは。大阪府摂津市「JR千里丘駅」より徒歩1分にある歯医者「辻中歯科医院」です。

「歯周病は治せる病気なの?」「歯周病が悪化しないようにする方法はある?」と疑問を持っている患者さまもいるでしょう。歯ぐきに違和感や腫れが出ても、日常の忙しさから見過ごされる方も少なくありません。

しかし、歯周病は自覚できないケースが多く、早期に対応できないと歯を支える骨や組織に深刻なダメージを与えることがあります。

本記事では、歯周病の基本的な特徴や、歯科クリニックで受ける治療の流れ、さらに毎日のブラッシングなど身近な対策で進行を抑える方法をわかりやすくご紹介します。患者さま一人ひとりの状況に合わせたケアを知り、将来のトラブルを未然に防ぎましょう。

歯周病とは

歯周病のメカニズムのイメージ

歯周病は、プラーク(歯垢)に含まれる歯周病原細菌が歯と歯ぐきの境目に侵入し、歯周組織に持続的な炎症を引き起こす感染症です。初期段階では歯ぐきの赤みや軽い腫れ程度の症状しか現れず、自覚しにくいのが特徴です。

放置すると炎症が深部に広がり、歯を支える骨(歯槽骨)が徐々に吸収されて歯がぐらつくようになります。

歯周病は治る?

歯周病は治るのか考える男性

元の状態に完全に戻るわけではありませんが、適切な治療で炎症の進行を確実に止めることが可能です。まず歯科クリニックでプラークや歯石を徹底的に除去する歯周基本治療を受け、同時に患者さま自身が毎日のブラッシングで細菌の塊を減らすセルフケアを続けます。

これにより、歯ぐきの健康を回復し、ポケットの深さを改善して進行を抑制できます。中等度以上に進行した場合は、歯周外科治療や組織再生療法が選択肢に加わり、失われた骨組織の一部を再建する試みも行われます。

ただし、再生量には限度があるため、早期段階で対応することが重要です。さらに、治療後も定期的なメンテナンスで歯周組織を長期間安定させることが欠かせず、継続的に管理すれば再発リスクを大きく減らせます。

歯周病は、治るというよりも、進行を止めて安定した状態を維持する病気です。患者さまご自身の生活習慣改善とプロフェッショナルのケアを組み合わせることで、将来の大きなトラブルを防ぎやすくなります。

歯周病治療の具体的な流れ

歯周病治療について歯科医と話す患者

歯周病治療の具体的な流れは、以下のとおりです。

初診と診査

最初に歯科クリニックで問診や生活習慣の確認を行い、レントゲン撮影や歯周ポケットの測定など精密検査を受けます。この段階で炎症の範囲と重症度を把握し、患者さまの口内全体の状況を明らかにします。

検査結果を踏まえ、治療計画の大まかな方向性や必要な期間、費用について説明を受け、納得したうえで治療を進めていくことが大切です。

プラークコントロール(基本治療)

検査後はプラークや歯石を除去するスケーリングとルートプレーニングを行い、歯ぐきと歯根面の清掃を徹底します。同時に適切なブラッシング方法を指導し、セルフケア能力を向上させます。

この基本治療は歯周病の進行を食い止めるための要となり、ここで十分に細菌量をコントロールできるかどうかが、その後の流れを左右します。

基本治療の効果確認と再評価

基本治療の終了後、再度ポケット深度や出血の有無をチェックし、歯ぐきの改善度合いを評価します。改善が見られれば定期メンテナンスへ移行し、セルフケアを継続しましょう。

炎症が残存している場合は、さらに踏み込んだ治療が必要かどうかを判断し、必要があれば次のステップへ進みます。評価は治療効果を確実に把握し、適切な追加処置を選択するための重要なプロセスです。

外科的な処置

再評価で基本治療のみでは改善が不十分と判断された場合、歯周外科手術を検討します。歯ぐきを切開し奥深くの歯石を除去するフラップ手術や、GTR法・エムドゲイン法などによる組織再生療法を選択肢に含めます。

これらの処置は失われた歯槽骨の再生を促し、歯の支持組織を補強して病変の進行を抑えます。

機能回復

歯周組織が落ち着いた後は、欠損部の補綴治療や必要に応じた矯正治療、インプラント治療などでかみ合わせと見た目の回復を図ります。この段階を経ることで、咀嚼機能を取り戻し、審美性も向上します。

最終的には定期的なメンテナンスへ移行しますので、治療成果を長期にわたって維持しましょう。

歯周病の進行を抑えるためにできること

歯周病の進行を抑える為に丁寧に歯磨きをするイメージ

歯周病の進行を抑えるためにできることは、以下のとおりです。

丁寧なブラッシング習慣

歯周病予防の基本は毎日のブラッシングです。歯と歯ぐきの境目に歯ブラシを45度の角度で当て、小刻みに毛先を動かして汚れをかき出すバス法を取り入れましょう。

力を入れすぎず、優しいタッチで歯周ポケット内までブラシが届くように意識すると、歯ぐきを傷つけずに汚れを除去できます。また、歯ブラシのヘッドは小さめを選び、毛先が柔らかめのものを使って細部までしっかり磨きましょう。

歯間ケアの徹底

歯と歯の間は歯ブラシだけでは汚れが取りきれないため、デンタルフロスや歯間ブラシを併用します。歯間ブラシは歯間の隙間の大きさに合わせた適切なサイズを選び、歯間や歯周ポケット内のプラークを優しくかき出します。

フロスは上下に数回スライドさせ、歯面に沿わせるように動かすと効果的です。毎回のブラッシング後に行うことで、歯周病菌の増殖を防ぎ、炎症の進行を抑えられます。

バランスの取れた食生活

食習慣も歯周病予防に大きく影響します。糖分の多いお菓子や清涼飲料は細菌のエサとなるため控えめにし、三食を規則正しく摂ることで唾液分泌を促しましょう。

さらに、免疫力を高めるビタミンCを豊富に含む柑橘類やブロッコリー、ピーマンなどの野菜、抗酸化作用のあるいちごやトマトも積極的に取り入れてください。食物繊維が多い根菜類をよく噛んで食べると唾液量が増え、口内の自浄作用が向上します。

禁煙する

タバコに含まれるニコチンや有害物質は毛細血管を収縮させ、歯ぐきへの血流を悪化させます。その結果、免疫機能が低下し、歯周病菌に対する抵抗力が弱まります。これにより、歯周病の悪化につながります。

禁煙することで歯周組織の血行が改善し、治療後の回復も早まるため、歯科クリニックでのサポートを受けながら取り組みましょう。

口呼吸の改善

普段から口呼吸を続けると口内が乾燥し、唾液の自浄作用が働きにくくなります。唾液には細菌の繁殖を抑える役割があるため、乾燥が続くと歯周病の進行を促進します。

鼻呼吸を意識し、就寝時は口が開かないよう市販のテープで軽く固定する方法や、鼻づまり対策として加湿器を使用することも有効です。唾液量を確保し、細菌の付着と増殖を防ぎましょう。

ストレスコントロールを行う

強いストレスが慢性化すると自律神経のバランスが崩れ、免疫力が低下します。その結果、歯周病に対抗する力が弱まり、炎症が悪化しやすくなります。また、ストレスに伴う歯ぎしりや食いしばりは、歯周組織に過度な力を加えて損傷を招くことがあります。

定期的な運動や趣味の時間を確保し、深呼吸やマインドフルネスなどで心身の緊張をほぐして、歯周病予防につなげてください。

マウスウォッシュの活用

日常のケアに抗菌成分配合のマウスウォッシュを取り入れると、口内の細菌増殖を効果的に抑制できます。グルコン酸クロルヘキシジンなど有効成分を含む製品は歯周病菌に対して高い殺菌効果を示し、歯ぐきの炎症を軽減する効果が期待できます。

ただし、プラークは物理的に除去する必要があるため、ブラッシングや歯間ケアと組み合わせて使用し、定期的に歯科クリニックでのメンテナンスを受けましょう。

定期メンテナンスを欠かさず受ける

治療後も歯周病菌は再び増殖しやすいため、3~6か月ごとに歯科クリニックでメンテナンスを受けることが大切です。専門家によるスケーリングやPMTCで、セルフケアでは届かない歯周ポケット内や歯間のプラーク・歯石を徹底的に除去し、歯ぐきの炎症を抑えます。

また、この機会に歯周ポケットの深さや出血の有無をチェックし、異常があれば速やかに対応できます。継続的なメンテナンスを続けることで、歯を失うリスクが大幅に下がり、安定した口腔環境を長期間維持できるでしょう。

まとめ

歯周病を治療して笑顔の女性

歯周病を発症すると、元の状態に完全に戻すことは困難です。

しかし、早期に原因となるプラークや歯石の除去、炎症の抑制を行えば、進行を食い止めることが可能です。毎日のブラッシングと歯間ケア、バランスの取れた食生活、禁煙など生活習慣の見直しを行いましょう。

また、3~6か月ごとの定期的な歯科クリニックでのメンテナンス、必要に応じた歯周外科治療や組織再生療法を組み合わせることで、健康な歯ぐきを保ちましょう。

歯周病の治療を検討されている方は、大阪府摂津市「JR千里丘駅」より徒歩1分にある歯医者「辻中歯科医院」にお気軽にご相談ください。

当院では、むし歯・歯周病治療や小児歯科、マウスピース矯正など、さまざまな診療を行っています。診療メニューはこちら仮予約も受付しておりますので、ぜひご活用ください。

2025年08月22日 12:00

インビザライン・ファーストの治療期間!スムーズに進めるポイントも

こんにちは。大阪府摂津市「JR千里丘駅」より徒歩1分にある歯医者「辻中歯科医院」です。

近年、子どもの矯正治療で注目されているのが、透明なマウスピース型の矯正装置、インビザライン・ファーストです。目立ちにくく取り外しができるほか、顎の成長をサポートしながら歯並びを整えられるメリットがあります。

しかし「治療にどれくらいの期間がかかるの?」「予定よりも長引くことはあるの?」など、疑問に思う保護者の方もいるでしょう。

この記事では、インビザライン・ファーストの治療期間の目安と、治療の流れについて解説します。治療を長引かせないためのポイントについても紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

インビザライン・ファーストとは

インビザライン・ファーストを持つ手

インビザライン・ファーストは、6〜10歳程度の子どものために開発された、取り外し可能なマウスピース型の矯正装置です。乳歯と永久歯が混在する混合歯列期に使用することで、子どもの顎の成長を促しながら、永久歯が無理なく生え揃うスペースを確保します。

将来、本格的な矯正治療の負担を軽減したり、抜歯の可能性を下げられたりするメリットがあります。

インビザライン・ファーストの治療期間の目安

インビザライン・ファーストの治療にかかる期間のイメージ

インビザライン・ファーストの治療期間は、一人ひとりの歯並びの状態や顎の成長度合いによって異なりますが、1年〜1年半程度が目安です。その後、歯並びを安定させるためにリテーナー(保定装置)を装着します。

小児の矯正は、一期治療と二期治療に分かれます。インビザライン・ファーストの対象となる混合歯列期の治療は、一期治療にあたります。インビザライン・ファーストでの治療後、永久歯がすべて生え揃うまで経過観察を行い、必要な場合は二期治療へと移行します。

インビザライン・ファーストの治療の流れ

インビザライン・ファーストの治療を始めるために口腔内のチェックを受ける男の子

インビザライン・ファーストの治療は、精密な検査と計画に基づいて進められます。一般的な治療の流れは、以下の通りです。

初診・カウンセリング

まず、歯科医院で初診を受け、お子さまの歯並びに関するお悩みや、矯正治療への希望などを歯科医師に伝えます。歯科医師は、インビザライン・ファーストが適応可能かどうか、お子さまの口腔内の状態を確認します。

精密検査・治療計画の立案

インビザライン・ファーストが適応できると判断された場合、歯型の採取やレントゲンなどの精密検査を行います。検査結果を元にシミュレーションソフトを用いて、歯がどのように動いていくか、最終的な歯並びはどのようになるかを立体的に予測します。

治療計画が立案され、治療期間や費用などの説明が行われるため、わからないことがあれば確認しておきましょう。

治療開始

治療計画に基づいて、オーダーメイドのマウスピース型矯正装置が作製されます。マウスピースが歯科医院に届いたら、治療開始です。

歯科医師から、マウスピースの装着方法や交換時期、お手入れ方法についての説明を受けます。

治療中の通院

治療期間中は、歯科医師の指示に従って、1〜2週間ごとに新しいマウスピースに交換していきます。1〜2ヶ月に一度のペースで歯科医院に通院し、歯の動きや顎の成長が計画通りに進んでいるかを確認します。

保定

歯を動かす治療が完了したら、整えた歯並びを安定させるために保定装置を装着します。移動させたばかりの歯は安定しておらず、元の位置に戻ろうとして動く後戻りが起こる場合があるためです。

リテーナーを装着する保定期間は、一般的に動的治療期間と同じ程度、あるいはそれ以上の期間が必要とされています。保定期間中も定期的に検診を受け、トラブルがないかチェックします。

治療期間が長引くケース

インビザライン・ファーストの治療中に虫歯ができた女の子

インビザライン・ファーストの治療期間は、お子さまの協力度や口腔内の状態によっても左右されます。以下のようなケースでは、治療が計画通りに進まず、期間が長引く可能性があります。

マウスピースの装着時間が不足している

インビザライン・ファーストのマウスピースは、1日20時間以上の装着が推奨されています。食事や歯磨き以外の時間は基本的に装着が必要です。

装着時間が不足すると、歯が計画通りに動かず、次のマウスピースにスムーズに移行できなくなくなります。

マウスピースの交換時期を守れていない

マウスピースの交換時期を守れていないのも、治療期間が長引く原因となります。歯科医師から指示されたマウスピースの交換時期を自己判断で遅らせたり、早めたりするケースです。

マウスピースは段階的に歯を動かすように設計されているため、交換時期がずれると、歯の移動に遅れが生じかねません。

虫歯や歯周病になった

虫歯や歯周病になると、基本的にその治療が優先されます。虫歯や歯周病が進行すると、矯正治療が中断され、治療期間が長引くことになりかねません。

また、詰め物や被せ物などをして歯の形が変わった場合、マウスピースが合わなくなり、作り直しが必要になることもあります。

定期的な通院ができていない

定期検診は、歯の動きが計画通りに進んでいるか、マウスピースや口腔内にトラブルがないかなどを確認する大切な機会です。指示された期間に歯科医院に通院していないと、トラブルがあった場合に対応が遅れ、治療期間が長引くことにつながります。

治療をスムーズに進めるポイント

治療をスムーズに進めるために装着時間を守るイメージ

インビザライン・ファーストの治療を計画通りに、そしてスムーズに進めるためには、お子さま自身が治療に前向きに取り組む必要があります。以下のポイントに注意して治療できるよう、保護者の方がサポートしましょう。

マウスピースの装着時間を守る

インビザライン・ファーストの治療では、1日20時間以上という装着時間を守ることが大切です。食事や歯磨きのとき以外は、常に装着しなければなりません。

子どもの場合、保護者が見ていないところで外したり、食事の後に装着を忘れたりすることが考えられます。学校生活でも自分でマウスピースを管理できるよう、装着の必要性や装着方法について説明しておくことが大切です。

また、治療へのモチベーションを高められるように「毎日つけて歯をきれいにしようね」「がんばったら、歯並びがよくなるよ」などと前向きな声掛けを行いましょう。

マウスピースの交換時期を守る

マウスピースは、1〜2週間ごとに新しいものへ交換します。歯科医師から指示された交換時期を必ず守り、次のマウスピースへと移行しましょう。適切なタイミングで交換することで、計画通りの歯の動きが期待できます。

早く治療を終わらせたい、装着時の違和感があるなどを理由に、自己判断で交換時期をずらさないようにしてください。もし、お子さまが新しいマウスピースによる痛みや違和感が強く装着したがらないときは、ひとまず前のマウスピースを装着して歯科医師に相談しましょう。

歯磨きを徹底する

食後、歯磨きを十分にしないままマウスピースを装着すると、マウスピースの内側で細菌が繁殖し、虫歯や歯周病になるリスクが高まります。そのため、食事のたびに歯ブラシやデンタルフロス、歯間ブラシを用いて丁寧に歯磨きを行いましょう。

また、衛生的に保つには、口腔内だけでなくマウスピース自体を洗浄することも大切です。破損や変形を防ぐために熱湯や歯磨き粉の使用は避け、流水と歯ブラシでこすり洗いをしてください。

定期的に通院する

歯科医師に指示されたとおりに、定期的に通院しましょう。通院頻度は治療計画や歯科医院の方針によっても異なりますが、1〜2ヶ月に一度程度であることが一般的です。

定期通院では、歯が予定通り動いているか、虫歯や歯周病などのトラブルが発生していないかなどをチェックします。また、歯科医院ではクリーニングを行い、自宅での歯磨きで取り除けていないプラーク(歯垢)や歯石を取り除きます。

口腔内を清潔に保って矯正治療をスムーズに進めるためにも、定期通院が重要です。

マウスピースの破損・紛失に注意する

マウスピースは薄く透明な素材でできているため、取り扱いに注意が必要です。食事の際に外したマウスピースをティッシュに包んで捨てたり、ペットが噛んだりして紛失や破損につながることがあります。

取り外したあとは専用のケースに保管する習慣をつけるよう、普段からお子さまに声を掛けましょう。

もし紛失・破損した場合は、速やかに歯科医院に連絡してください。マウスピースを作り直すには2週間から1ヶ月程度かかります。一つ前のマウスピースを装着することで後戻りを防げる場合があるため、捨てずにとっておきましょう。

まとめ

インビザライン・ファーストで綺麗な歯並びになった元気な女の子

インビザライン・ファーストは、永久歯がきれいに生え揃うための土台作りともいえる矯正治療です。透明で目立ちにくく、取り外し可能であるため、お子さまにとってストレスの少ない治療方法といえます。

一般的な治療期間は1年〜1年半が目安ですが、計画通りに進めるためには、お子さま自身の協力が大切です。マウスピースの装着時間を守り、定期的に通院できるよう保護者の方がサポートしながら治療を進める必要があります。

実際の治療計画については、歯並びの状態や顎の成長度合いによって異なります。インビザライン・ファーストについて気になる方は、まずは歯科医院に相談してみてください。

インビザライン・ファーストを検討されている方は、大阪府摂津市「JR千里丘駅」より徒歩1分にある歯医者「辻中歯科医院」にお気軽にご相談ください。

当院では、むし歯・歯周病治療や小児歯科、マウスピース矯正など、さまざまな診療を行っています。診療メニューはこちら仮予約も受付しておりますので、ぜひご活用ください。

2025年08月15日 12:00

インビザラインのアタッチメントとは?種類や装着期間、ケア方法も

こんにちは。大阪府摂津市「JR千里丘駅」より徒歩1分にある歯医者「辻中歯科医院」です。

「インビザラインで使用するアタッチメントってどういうもの?」「何のためにアタッチメントをつけるの?」といった疑問をおもちの方もいるでしょう。インビザラインでは、マウスピースだけでなく、歯の表面にアタッチメントという小さな突起物を装着することがあります。

では、何のためにアタッチメントを取り付けるのでしょうか。また、どれくらいの期間、アタッチメントを取り付けるのでしょうか。ブラッシングや食事をする際の扱い方に戸惑うこともあるでしょう。

本記事では、アタッチメントの役割や種類、装着期間、ケア方法などについて解説します。アタッチメントが外れた際の対処法もご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

インビザラインのアタッチメントとは

インビザラインのアタッチメントを装着する様子

インビザラインで使用するアタッチメントとは、マウスピースだけでは動かしにくい歯に対して取り付ける、樹脂製の小さな突起物のことです。これによってマウスピースがしっかり固定され、歯に加える力をコントロールしやすくなります。

アタッチメントはレジンでできており、白色に近いため、取り付けても目立ちにくいです。アタッチメントを装着する際、痛みが生じることはほとんどありません。また、短時間で装着できる点もメリットです。

アタッチメントの種類

アタッチメントの種類を紹介する歯科医師の女性

アタッチメントには大きく分けると2種類あります。ここでは、アタッチメントの種類について詳しく解説します。

通常アタッチメント

通常アタッチメントは、歯科医師が治療計画に沿ってシミュレーション画面上で形状や位置を手動で選び、実際の歯面に接着するタイプです。長方形や楕円形など用途に応じた形を選び、マウスピースを装着した際に適切な力が加わるように設置されます。

大きさや厚みを調整し、作用面が最大限に働くよう配置することで、歯が計画通りに動くようにサポートします。

最適アタッチメント

最適アタッチメントは、治療開始前のデジタルシミュレーションで自動的に算出されるタイプのアタッチメントです。アメリカにあるアライン・テクノロジー社の独自のソフトが、患者さま一人ひとりの歯列や骨格に合わせて最適な配置を決定します。

たとえば、歯を根本から動かすルートコントロール用最適アタッチメントや、ねじれている歯に力を加える回転用最適アタッチメントなどです。自動計算で選ばれるため、細かな調整を短期間で反映できます。

アタッチメントをつける流れ

アタッチメントを付けるために歯の清掃をする様子

アタッチメントをつける流れは、以下のとおりです。

歯の清掃

アタッチメントを取り付ける前には、歯の表面についたプラークなどの汚れをクリーニングで除去します。アタッチメントを取り付ける部位にプラークなどの汚れが残っていると外れやすくなるためです。事前に汚れを落とすことで、歯の表面にしっかりと密着しやすくなります。

エッチング

清掃後、エッチング剤を歯の表面に塗り、微細な凹凸を作ります。この工程によって、歯と樹脂接着剤が強固にくっつくようになります。

接着剤の塗布

歯面に歯科用接着剤を薄く均一に塗布します。接着剤はアタッチメントの安定性を左右するため、液だれしない程度の適量を歯面全体に塗布するのがポイントです。塗布後は接着剤が半硬化状態になるのを確認したうえで、次の工程に移ります。

アタッチメントの装着

アタッチメントを設置する際には専用のトレー(マウスピース状の型)を使用します。専用のトレーに必要な量のレジンを流し込み、歯列に装着します。

光の照射

トレー装着後、LEDライトを歯面に照射してレジンを硬化させます。硬化が不十分だと接着力が低下するため、均一に光を当てることが大切です。

余分なレジンの除去

光照射後は、専用のトレーを取り外します。その後、歯面に残った余分なレジンを専用の器具で丁寧に取り除き、アタッチメントの形状を滑らかに整えます。このとき、マウスピース装着時の引っ掛かりがないかも確認しておくと、治療中の違和感を軽減できます。

最終チェックで問題がなければ、装着作業は完了です。

アタッチメントの装着期間

アタッチメントの装着期間のイメージ

歯を計画通りに移動させるマウスピースの装着期間に合わせてアタッチメントを取り付けます。通常、歯を動かす矯正の期間は1〜2年ほどですが、アタッチメントもこの歯を動かす期間中装着する必要があります。治療計画や歯の動き具合によって装着期間が前後することもあります。

定期的に歯科クリニックで状態をチェックしてもらい、必要に応じて調整を受けることで、治療をスムーズに進められます。

矯正治療後、歯の位置を固定する保定期間に移行すると、アタッチメントはすべて除去します。

アタッチメントがとれたときの対処法

アタッチメントが取れてしまい歯科医院へ連絡する女性

アタッチメントが外れたら、まず通院している歯科クリニックへ連絡してください。外れたまま治療を続けると、マウスピースが想定どおりに歯に力を伝えられず、歯の移動が計画通りに進まない恐れがあります。

計画どおりに治療を進めるためにも、アタッチメントが外れるなどのトラブルが起こった場合には、早めに歯科医師に連絡のうえ、判断を仰ぐことが大切なのです。

なお、アタッチメントが外れても、マウスピースの装着は継続してください。アタッチメントが外れたからといってマウスピースを装着しないと、治療全体の進行が遅れる可能性があります。

また、アタッチメントが外れた原因を確認し、同じ状況を避けることも大切です。硬い食品は小さく切ってから食べる、粘り気のある食材はゆっくりと噛むなど、工夫することで、アタッチメントが外れるのを防げるでしょう。

また、強い力でブラッシングをすると、アタッチメントの接着面に負担がかかって外れる可能性があるため避けましょう。

アタッチメントがあるときのケア方法

コーヒーをストローを使用して飲むイメージ

アタッチメントがあるときのケア方法は、以下のとおりです。

アタッチメント周辺は念入りにケアをする

アタッチメントは凸凹しているため、周囲にプラークが溜まりやすいです。汚れが残った状態が続くと虫歯になるリスクが高まります。矯正治療中の虫歯を防ぐためにも、アタッチメント周辺もしっかりとブラッシングをすることが重要なのです。

ブラッシングをするときは柔らかめの歯ブラシを使い、アタッチメントに毛先を当てて丁寧に磨きましょう。毛先が小さいタフトブラシを活用すると、細かい部分に付着した汚れも落とせます。

歯科クリニックでブラッシング指導を受け、効果的な清掃方法を身につけるのもよいでしょう。

着色しやすい飲食物の摂取の仕方に気をつける

インビザラインのアタッチメントはレジン製のため、コーヒーや紅茶、カレー、トマトソースなどを口にすると変色することがあります。これらを摂取する際にはできるだけストローを使う、食後すぐに水ですすぐなどといった工夫が必要です。

また、食後にはしっかりブラッシングを行うことで、アタッチメントが着色するのを防ぐことができます。外食などで歯磨きが難しい場合にはうがいを習慣化し、色素沈着を予防しましょう。

まとめ

インビザラインとアタッチメントで矯正をしている女性

インビザラインで使用するアタッチメントとは、マウスピースだけでは動かしにくい歯をコントロールするために使用される小さな突起物です。

色は白色のため、取り付けても目立つことはほとんどありません。アタッチメントを取り付けることで、マウスピースが歯列にしっかりとフィットするため、矯正の効果を高めることができます。

なお、アタッチメントの周辺には汚れが付着しやすいため、丁寧にブラッシングをすることが重要です。タフトブラシを併用することでアタッチメントの周辺に付着した汚れも落とせます。

また、アタッチメントがついた状態で硬いものを噛むと外れる可能性があります。万が一、アタッチメントが外れた場合は、すぐに歯科医院に連絡して指示に従いましょう。

インビザラインを検討されている方は、大阪府摂津市「JR千里丘駅」より徒歩1分にある歯医者「辻中歯科医院」にお気軽にご相談ください。

当院では、むし歯・歯周病治療や小児歯科、マウスピース矯正など、さまざまな診療を行っています。診療メニューはこちら仮予約も受付しておりますので、ぜひご活用ください。

2025年08月08日 12:00

【お盆休みのお知らせ】

平素は当院をご利用いただき、誠にありがとうございます。 お盆休みの期間について、下記の通りお知らせいたします。
■ お盆休み期間 2025年8月14日(木)から2024年8月21日(木)まで 上記期間中は、院内の診療業務を休止させていただきます。ご迷惑をおかけしますが、何卒ご了承いただきますようお願い申し上げます。 お盆休み明けの診療は、2025年8月22日(金)より通常通りに再開いたします。 なお、診療予約については、オンライン予約システムをご利用いただくか、お盆休み明けにお電話にてご予約いただけますようお願いいたします。 ご不便をおかけいたしますが、ご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。 皆様にとって安全で充実したお盆休みとなりますよう心よりお祈り申し上げます。

2025年08月05日 10:22

スタッフ研修に伴う一部臨時休診日のお知らせ

8/6休診のお知らせ

私たちは、より良い医療サービスを提供するためにスキルや知識の向上を図ることが重要です。 つきましては、8/6(水)の診察をお休みさせていただき、研修に参加させていただくことになりましたことをご連絡いたします。

8/8(金)からは通常通り診療を再開いたしますので、ご予約やお問い合わせにつきましては、8/8(金)以降にご連絡いただけますようお願い申し上げます。 研修による診察休止は、患者様にはご不便をおかけいたしますことを深くお詫び申し上げます。しかし、私たちのスキルアップは、皆様の健康と安全のために欠かせないものと考えておりますので、何卒ご理解いただけますようお願い申し上げます。 研修終了後、より一層の精進を重ね、より質の高い医療を提供できるよう努めてまいります。ご協力とご理解に心より感謝申し上げます。

2025年08月05日 09:22