2026.10.29
マウスピース矯正と親知らずの関係とは?治療への影響や抜歯を行う際の順番
マウスピース矯正を検討している方のなかには、親知らずが残っていても治療できるのか、先に抜歯したほうがよいのか気になる方もいるでしょう。親知らずがあるからといって、すべてのケースで抜歯が必要になるわけではありません。生えている位置や向き、矯正治療で歯を動かす範囲などを確認して判断します。今回は、マウスピース矯正と親知らずの関係、治療への影響、抜歯を行う場合の順番について、大阪府摂津市千里丘の歯医者 千里丘 辻中歯科・矯正歯科が解説します。
1. マウスピース矯正と親知らずにはどのような関係がある?
親知らずは歯列の奥にあるため、マウスピース矯正で歯を動かす範囲や治療計画と関係する場合があります。ただし、親知らずがあるからといって、すべての方が抜歯するわけではありません。
①歯を動かす範囲と関係する
マウスピース矯正では、歯並びを整えるために歯をさまざまな方向へ移動させることがあります。特に奥歯を後方へ動かす計画では、親知らずの位置を考慮する必要があります。
②親知らずを抜歯する場合がある
親知らずが歯の移動を妨げると考えられる場合は、抜歯を検討することがあります。一方、治療計画への影響が少ない場合は、残したまま矯正することもあります。
③親知らずの状態を治療計画に反映する
親知らずは斜めや横向きに生えたり、顎の骨の中に埋まったりすることがあります。画像検査などで位置を確認し、歯をどのように動かすかを検討します。
④抜歯の必要性は患者さんによって異なる
歯並びや親知らずの位置、歯を動かす方向などは患者さんごとに異なります。そのため、親知らずを残すか抜歯するかも、個々の治療計画に応じて判断します。
親知らずは、マウスピース矯正で歯を動かす範囲や治療計画に関係する場合があります。抜歯の必要性は一律ではないため、親知らずの位置と矯正で予定している歯の移動を合わせて判断することが大切です。
2. 親知らずがマウスピース矯正に与える影響
親知らずを残した状態でマウスピース矯正を行う場合、生え方や周囲の状態によって治療に影響することがあります。矯正中に考えられる具体的な影響を確認しておきましょう。
①奥歯の移動を妨げる場合がある
親知らずの位置によっては、奥歯を後方へ動かすためのスペースを確保しにくいことがあります。その場合は、歯の移動方法や親知らずへの対応を検討します。
②矯正中に炎症が起こる場合がある
親知らずの周囲は汚れがたまりやすく、歯ぐきに腫れや痛みが生じる場合があります。矯正中に炎症が起きた場合は、症状に応じた処置が必要になることがあります。
③親知らずや手前の歯がむし歯になる場合がある
親知らずは歯ブラシが届きにくく、手前の歯との間にも汚れが残りやすい場所です。むし歯が見つかった際は、矯正治療と並行して治療を行うかどうかを判断します。
④治療途中で抜歯が必要になる場合がある
治療開始時には親知らずを残していても、途中で痛みや腫れなどが生じることがあります。症状によっては、矯正治療中に抜歯を検討する場合があります。
親知らずは、奥歯の移動だけでなく、矯正中の炎症やむし歯などを通して治療に影響する場合があります。治療を予定どおり進めるためにも、矯正中は親知らずとその周囲の状態を継続して確認することが大切です。
3. マウスピース矯正と親知らずの抜歯を行う際の順番
親知らずの抜歯は、マウスピース矯正より先に行う場合もあれば、治療中や治療後に行う場合もあります。順番は親知らずの状態や治療計画によって異なります。
①まず親知らずの状態を確認する
矯正治療前に画像検査などで親知らずの位置や向きを確認します。周囲の状態も調べ、抜歯が必要か検討します。
②必要に応じて矯正治療前に抜歯する
親知らずが奥歯の移動を妨げる場合や、炎症を繰り返している場合などは、マウスピース矯正の前に抜歯することがあります。
③抜歯後は傷口の状態を確認する
先に親知らずを抜いた場合は、傷口の状態を確認して矯正治療を始める時期を決めます。開始時期は傷口の治り方によって異なります。
④矯正治療中に抜歯する場合もある
治療の進み具合や親知らずの状態によっては、マウスピース矯正の途中で抜歯することもあります。抜歯前後のマウスピースの装着については、歯科医師に確認しましょう。
⑤矯正治療後に抜歯を検討する場合もある
親知らずが歯の移動に影響しない場合は、矯正治療を終えてから抜歯を検討することがあります。ただし、抜歯せずに経過観察を続ける場合もあります。
親知らずの抜歯とマウスピース矯正の順番は、親知らずの状態や歯を動かす計画によって異なります。矯正前・治療中・治療後のどの時期に抜歯するのか、治療計画を立てる際に確認することが大切です。
4. 大阪府摂津市千里丘の歯医者 千里丘 辻中歯科・矯正歯科の矯正歯科
大阪府摂津市千里丘、JR千里丘駅から徒歩2分。創業67年の「千里丘 辻中歯科・矯正歯科」は、令和6年度には1万人以上(10,510名)の方にご来院いただき、地域でも長く親しまれている総合歯科医院です。地域に根差した診療を続けながら、3Dスキャナーなどのデジタル設備も導入し、幅広い診療に対応しています。
矯正治療では、見た目の改善だけでなく、噛む・話すといった機能面にも配慮した治療を心がけています。目立ちにくく取り外し可能な「マウスピース矯正(インビザライン・スマーティ)」を中心に、一人ひとりのお口の状態や生活スタイルに合わせた計画をご提案します。
インビザライン社より、一定数以上の症例を持つ医院に与えられるプラチナプロバイダーに3年連続で認定され、その症例実績をもとにカウンセリングから治療終了まで責任を持って対応いたします。
治療後には、「横顔のバランスが整った気がする」「口元の印象がスッキリした」など、輪郭やEラインに関する前向きなお声をいただくこともあります。(※感じ方には個人差があります)
<千里丘 辻中歯科・矯正歯科の矯正歯科の特長>
①インビザライン3年連続プラチナプロバイダー
院長が3Dシミュレーションやスキャナーを活用して最適な矯正計画を立案し、不安な点にもひとつひとつお答えしながら進めてまいります。
毎年行われるヨーロッパの矯正学会の情報もインプットし、新しい知見の習得に努め、専門治療の知識向上に取り組んでおります。
②マウスピース矯正の毎回かかる調整料金が《無料》
最初にお支払いいただいた金額から追加料金は発生いたしません(矯正治療中のむし歯や破損紛失等の過失がある場合は除きます)。追加費用を心配する事なく通い続けられます。
③小児期からの矯正にも対応(プレオルソ)
子どもの成長に合わせた「プレオルソ」による小児用マウスピース矯正を実施。成長段階に合わせて、歯並びの乱れを早期にサポートする矯正を行っています。
④矯正中の口腔ケアも専用ケアルームでサポート
矯正治療中もむし歯・歯周病を予防するため、専用ケアルームでの衛生士ケアに力を入れています。見た目の変化だけでなく、口腔内の健康維持にも配慮したサポート体制を整えています。
無料相談会は診療日であれば平日・土日に関わらず開催しています(予約制)。現在のお口の状態や治療の流れについて、丁寧にご説明いたします。
まずはお気軽に当院までお問い合わせください。
まとめ
親知らずは、位置や生え方によってマウスピース矯正の治療計画や奥歯の移動に影響する場合があります。ただし、親知らずがあっても抜歯せずに矯正できるケースもあります。抜歯が必要な場合も、矯正前・治療中・治療後のどの時期に行うかは患者さんの状態によって異なります。事前に検査を受け、治療計画を確認することが大切です。マウスピース矯正と親知らずについてお悩みの方は、大阪府摂津市千里丘の歯医者 千里丘 辻中歯科・矯正歯科までお問い合わせください。
監修:千里丘辻中歯科・矯正歯科院長 辻中 光治
資格・所属学会・セミナー受講歴
A.日本アライナー矯正歯科研究会会員(Dr尾島賢治主催)
B.インビザライン認定医(3年連続プラチナドクター)
C.「プレオルソ」こども歯並び矯正講習会修了歯科医
D.Dr新渡戸康希 矯正コース修了
E.D/NEX マウスピース矯正スタディグループ会員
F.マウスピース矯正マイスター研修全8回履修
G.2023年4月 DR大谷淳二「臨床に役立つ歯科矯正用アンカースクリューを用いた矯正セミナーベーシックコース」受講
H.日本糖尿病協会登録歯科医
1.日本歯科医師会会員
2.大阪府歯科医師会会員
3.摂津市歯科医師会会員
4.国際歯周内科学会会員
5.歯科医師認知症対応力研修修了
6.日本摂食支援協会研修修了
7.摂津市在宅医療多職種連携修了
8.歯周病原因菌遺伝子診断認定歯科医
9.イェーテボリ大学Peter lingstrom教授主催Dental Education修了
