2026.02.12
矯正用マウスピースが割れた原因と対処法 放置した場合の影響を解説
矯正治療で使用するマウスピースは、日常生活の中で割れてしまうことがあります。突然のトラブルに戸惑い、どう対応すべきか悩む方も少なくありません。割れたまま使い続けてよいのか、原因は何なのかを知っておくことが大切です。今回は、矯正用マウスピースが割れる原因や、割れた場合に起こりうる影響、適切な対処法について、大阪府摂津市千里丘の歯医者 千里丘 辻中歯科・矯正歯科が解説します。
1. 矯正用マウスピースが割れる原因
矯正用マウスピースは丈夫な素材で作られていますが、使い方や口腔内の状態によっては破損することがあります。まずは主な原因を理解しておきましょう。
①噛みしめや歯ぎしりの影響
就寝中の歯ぎしりや日中の強い噛みしめがあると、マウスピースに繰り返し力が加わります。その結果、素材に負担がかかり、ヒビや割れにつながることがあります。
②着脱時の扱い方
マウスピースを無理に引っ張ったり、片側だけを強く外したりすると、変形や亀裂が生じやすくなります。着脱は両手で均等に行うことが重要です。
③洗浄方法の問題
熱いお湯で洗ったり、指定外の洗浄剤を使用したりすると、素材が劣化しやすくなります。劣化が進むと、通常使用でも割れやすくなる可能性があります。
④装着期間の延長
歯科医師の指示よりも長く同じマウスピースを使用していると、摩耗や変形が進みます。結果として、耐久性が低下し、破損の原因になります。
⑤噛み合わせの変化
矯正治療が進むにつれて歯並びや噛み合わせが変化します。その変化にマウスピースが合わなくなると、一部に強い力が集中し、割れることがあります。
⑥装着時の不備
マウスピース装着時、マウスピースの縁が巻き込んだ状態で装着されると、マウスピース自体がフィットしなくなるばかりか、巻き込まれて変形した場所が割れたり欠けたりする原因となります。
マウスピースが割れる背景には、生活習慣や使用方法、治療の進行状況など複数の要因が関係します。原因を知ることで、今後の破損予防にもつながります。
2. 矯正用マウスピースが割れた状態で放置したら起こりうる影響
マウスピースが割れても、痛みがなければそのまま使い続けてしまう方もいます。しかし、放置には注意が必要です。
①歯の移動が計画通り進まない可能性がある
割れたマウスピースは歯に正しくフィットせず、設計された力が伝わりにくくなります。その結果、歯の動きが遅れたり、想定と異なる動きをする可能性があります。
②口腔内の違和感や傷の原因になることがある
破損部分の縁が鋭くなると、唇や頬の内側、歯ぐきを刺激しやすくなります。小さな擦れや傷であっても、繰り返し当たることで口内炎や炎症につながることがあります。
③噛み合わせのバランスが乱れやすい
マウスピースが部分的に割れていると、歯にかかる力が不均等になります。その結果、一部の歯だけが想定外に動き、上下の歯の噛み合わせにズレが生じることがあります。
④装置の破損がさらに進行する場合
小さなヒビであっても、そのまま使い続けることで割れが広がることがあります。最終的には装着できない状態になる可能性があり、新しいマウスピースの作製が必要になることもあります。
⑤治療期間が延びる可能性がある
装置の不具合により歯の動きが止まったり、再作製や調整が必要になると、その分治療全体のスケジュールが延びる可能性があります。
マウスピースの割れを放置すると、治療の進行や口腔内の状態にさまざまな影響が出ることがあります。違和感が小さくても、注意が必要です。
3. 矯正用マウスピースが割れたときの対処法
マウスピースが割れた場合は、自己判断で対応せず、適切な行動を取ることが大切です。ここでは基本的な対処の流れを整理します。
①使用を中止する
割れたマウスピースは、歯や歯ぐきを傷つける可能性があります。小さなヒビであっても、まずは装着を中止し、無理に使い続けないようにしましょう。
②歯医者へ早めに連絡する
破損に気づいた時点で、通院している歯医者へ連絡することが重要です。状態を確認したうえで、次に取るべき対応を指示してもらえます。
③予備のマウスピースがある場合の対応
ひとつ前や次の段階のマウスピースがある場合でも、自己判断で装着するのは控えましょう。歯の動きに影響が出る可能性があるため、必ず指示を仰ぎます。
④応急的な自己修理は避ける
接着剤などで修理すると、素材の性質が変化したり、口腔内での使用に適さない成分が影響する可能性があります。自己修理は行わないことが基本です。
⑤今後の破損予防を意識する
再発防止のため、着脱方法や洗浄方法、噛みしめの癖などを見直すことが大切です。必要に応じて、歯科医師からアドバイスを受けましょう。 マウスピースが割れた際は、慌てず使用を止め、歯科医師の指示に従うことが重要です。適切な対応が、治療を円滑に進める助けになります。
4. 大阪府摂津市千里丘の歯医者 千里丘 辻中歯科・矯正歯科の矯正歯科
大阪府摂津市千里丘、JR千里丘駅から徒歩2分。創業67年の「千里丘 辻中歯科・矯正歯科」は、令和6年度には1万人以上(10,510名)の方にご来院いただき、地域でも長く親しまれている総合歯科医院です。地域に根差した診療を続けながら、3Dスキャナーなどのデジタル設備も導入し、幅広い診療に対応しています。 矯正治療では、見た目の改善だけでなく、噛む・話すといった機能面にも配慮した治療を心がけています。目立ちにくく取り外し可能な「マウスピース矯正(インビザライン・スマーティ)」を中心に、一人ひとりのお口の状態や生活スタイルに合わせた計画をご提案します。 インビザライン社より、一定数以上の症例を持つ医院に与えられるプラチナプロバイダーに3年連続で認定され、その症例実績をもとにカウンセリングから治療終了まで責任を持って対応いたします。 治療後には、「横顔のバランスが整った気がする」「口元の印象がスッキリした」など、輪郭やEラインに関する前向きなお声をいただくこともあります。(※感じ方には個人差があります)
<千里丘 辻中歯科・矯正歯科の矯正歯科の特徴>
①インビザライン3年連続プラチナプロバイダー
院長が3Dシミュレーションやスキャナーを活用して矯正計画を立案し、不安な点にもお答えしながら進めてまいります。 毎年行われるヨーロッパの矯正学会の情報もインプットし、治療を行うべく専門治療の知識を高めております。
②マウスピース矯正の毎回かかる調整料金が《無料》
最初にお支払いいただいた金額から追加料金は発生いたしません(矯正治療中のむし歯や破損紛失等の過失がある場合は除きます)。追加費用を心配することなく通い続けられます。
③小児期からの矯正にも対応(プレオルソ)
子どもの成長に合わせた「プレオルソ」による小児用マウスピース矯正を実施。成長段階に合わせて、歯並びの乱れを早期にサポートする矯正を行っています。
④矯正中の口腔ケアも専用ケアルームで管理
矯正治療中もむし歯・歯周病を予防するため、専用ケアルームでの衛生士ケアに力を入れています。見た目の変化だけでなく、口腔内の健康維持にも配慮した体制を整えています。
無料相談会は診療日であれば平日・土日に関わらず開催しています(予約制)。現在のお口の状態や治療の流れについて、ご説明いたします。 まずはお気軽に当院までお問い合わせください。
まとめ
矯正用マウスピースが割れる原因には、噛みしめや着脱方法、洗浄の仕方などが関係します。割れた状態で放置すると、歯の移動や噛み合わせに影響が出る可能性があるため、早めの対応が重要です。使用を中止し、歯医者へ相談することで、治療計画への影響を抑えることにつながります。 マウスピースが割れたときの対処法や原因についてお悩みの方は、大阪府摂津市千里丘の歯医者 千里丘 辻中歯科・矯正歯科までお問い合わせください。
監修:千里丘辻中歯科・矯正歯科院長 辻中 光治
資格・所属学会・セミナー受講歴 A.日本アライナー矯正歯科研究会会員(Dr尾島賢治主催) B.インビザライン認定医(3年連続プラチナドクター) C.「プレオルソ」こども歯並び矯正講習会修了歯科医 D.Dr新渡戸康希 矯正コース修了 E.D/NEX マウスピース矯正スタディグループ会員 F.マウスピース矯正マイスター研修全8回履修 G.2023年4月 DR大谷淳二「臨床に役立つ歯科矯正用アンカースクリューを用いた矯正セミナーベーシックコース」受講 H.日本糖尿病協会登録歯科医 1.日本歯科医師会会員 2.大阪府歯科医師会会員 3.摂津市歯科医師会会員 4.国際歯周内科学会会員 5.歯科医師認知症対応力研修修了 6.日本摂食支援協会研修修了 7.摂津市在宅医療多職種連携修了 8.歯周病原因菌遺伝子診断認定歯科医 9.イェーテボリ大学Peter lingstrom教授主催Dental Education修了