講習会に参加して学んだ事
こんにちは、辻中歯科医院のアシスタントです。私は今回入社して初めて「大阪府歯科医師会の歯科助手乙種第一教育講習会」に参加させていただいたので、このことについて一部お話しさせていただきます。
講習会で学んだ内容は下記のとおりです。
講習会1日目で学んだこと
1日目は治療で使用する基本的な器具について学ばせていただきました。今回は辻中歯科医院で使用している器具について紹介させていただきます。
ミラー
・口腔内の状態を確認するために使用する器具
・頬や舌を治療器具で傷つけることを防ぐ役割もあります
ピンセット
・脱脂綿などの小さいものをつかむ時に使用する器具
エキスプローラー(探針)
・虫歯の部位や深さなどを確認したり、汚物を取り除くために使う器具
エキスカベータ
・歯を機械で削らずにカリカリと虫歯を削ったり、被せ物(インレー)を取り除いたりする時に使用する器具
ストッパー(充填器)
・成形充填材を口腔内に運び、窩洞(硬組織病巣部の除去などの欠損を修復する為に、歯にある一定の条件に従って形成された洞)に填塞(物を詰めて塞ぐこと)したり接着されるインレー体に塗ったりする為に使用する器具
バキューム
・口腔内の唾液や血液、歯の削りカスを吸い取る装置
このような器具を使用して治療に取り組んでおります。
講習会2日目で学んだこと
2日目は歯科医院はどのような組織で成り立っているのかについて学ばせていただきました。
歯科医院で働くスタッフ
歯科医院はどのような職種の人が集まって仕事をしているのかについて意外と知らない方もいらっしゃるのではないかと思い簡単にお話しさせていただきます。
歯科医師(ドクター)
・歯科治療に関する全ての業務を行うことができる
歯科衛生士(DH)
・歯の汚れ (歯石や歯垢)など口腔内の汚れをきれいに除去する
歯科助手(DA)
・歯科医師のアシスタント、治療に関する器具や道具などの準備をする
トリートメントコーディネーター(TC)
・歯科医師と患者様の間に立ち、専門的な内容をわかりやすく説明し、患者様の要望に沿った最適な治療が受けられるようにサポートをする
受付
・受付やお会計、患者様の診察券や保険証を確認してカルテを取り出すことや、ご予約についてお問い合わせの電話対応をする
歯科技工士
・歯科医師が作成した指示書をもとに、入れ歯や歯の被せ物などの製作・加工・修理を行う
歯科医院によって構成スタッフが違いますが、主にこのような職種のスタッフで歯科医院は成り立っております。
沢山の方が携わっているのでチームワークがとても大切になってきます。
講習会3日目で学んだこと
3日目は矯正治療・歯の型取りついて学ばせていただきました。
最初に矯正治療に至るまでの流れについて簡単にご説明させていただきます。
下記のような流れで矯正治療に至ります。
例えば、歯の矯正をしたい場合
矯正診断をする上で大切な資料(精密検査)を集めます。
・お顔の写真(正面と側方)や口腔内写真(いつも噛み合わせている位置で正面、側方、上顎、下顎)の計5枚
・パノラマX線写真(歯の萌出状態や欠如している歯だったり歯の根っこの状態を確認する為)
・頭部の発育状態や不正咬合の状態を調べる頭部X線規格写真(セファログラム)などこのような資料集めをします。
その後先生からの診断を受け、治療に進む流れになっております。
次に、歯の被せ物や土台を作成する場合
印象材を使用し練った後に歯の型取りをしていきます。
型取りの流れとしましては歯の被せ物や土台を作成する歯に歯科医師が寒天印象材というものを流し込みその上から型取りをしていきます。
私は今回印象材の基本的な練り方を実習を踏まえて学ばさせていただき、いつもの練り方と違った点があったので学んだ知識を活かして実践でも取り組もうと思いました。
3日間講義をうけてみて
歯科について基礎的な知識を学ばせていただき、吸収できる内容が沢山ありました。それでもまだまだ知らない知識があるなと思い、日々の勉強は欠かせないなと感じました。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
補綴物(詰め物)にお悩みの方、やり替えたい方は是非一度辻中歯科医院へご相談下さい。
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