医療法人良光会 辻中歯科医院

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予防の大切さ

こんにちは。辻中歯科医院副院長の池田と申します。私は歯科衛生士です。医院の2階が予防ルームになっております。2階の予防ルームでは来院いただきました患者様のお口の中を定期的に歯周病が進行しない様に、虫歯が進行しない様に、そして健康なお口の中でも先に歯周病や虫歯にならないように日々患者様のお口を定期的にクリーニングさせていただき管理しております。また、辻中歯科医院の歯科衛生士の育成もさせていただいております。ではここから予防の大切さについてお話をさせていただきます。

辻中歯科医院での予防メニューには3通りございます

1.虫歯を防ぐための予防 2.歯周病を進行させない予防 3.歯周病にならない予防 となります。

1.虫歯を防ぐための予防

虫歯を防ぐための予防では、歯の表面がざらついている事、歯の色が変色している事、オレンジ色の固い歯垢(プラークとも言います)がしっかり付着している事、これらの3つをしっかり取り除き綺麗に清掃し歯に高濃度のフッ素塗布やまたはヒドロキシアパタイトや第三のカルシウムを歯に塗りこみます。全ての患者様にフッ素塗布を塗りこむことが予防では無く、患者様のお口の中をきちんと把握して歯の状態を診て適切な処置を行うことが辻中歯科医院の歯科衛生士はきちんと学習した上でご提供させていただいております。

2.歯周病を進行させない予防

歯周病を進行させない予防では、既に歯周病にかかっている患者様が安定期に入り定期的に処置を行うことによって再発を防ぐための予防になります。歯茎の中に棲みついている口腔微生物達の活動性を把握する事により歯周病に再発しやすい状況状態を把握して患者様にリアルタイム検査でご説明をさせていただいております。活動性を認めた場合には歯周病原因菌細菌検査(歯周病のPCR検査)をお勧めさせていただいております。またナノバブルオゾン水やファンキゾンを使用して殺菌消毒効果を迅速に処置を行うこと(自費除菌)もご提案させていただきます。位相差顕微鏡を使用していく事で直接、目で見る事が出来ない患者様の口腔微生物達の状況状態をリアルタイム検査で患者様に説明が出来ると言う事が、辻中歯科医院での特徴的な予防のご説明になります。こちらの位相差顕微鏡でのリアルタイム検査は患者様から高評価をいただいております。予防のご予約が大変人気の状況です。

3.歯周病にならない予防

歯周病にならない予防とは、現在では歯周病ではない患者様でも未病と言う事がございます。未病とは、発病には至らないものの健康な状態から離れつつある状態を指しております。自覚症状は無くても位相差顕微鏡での歯茎の中の口腔微生物達の活動性が活発に活動を起こしている場合には特に気を付けていく必要がございます。発病には至らないものの、口腔微生物達の中には悪玉菌がいます。口腔微生物=腸内細菌は五臓六腑に繋がっているという考え方が根本にあります。状態が軽いうちに早めに見つけて処置を行う事が私達歯科衛生士YDHの発見であり病気を予防する考え方になります。

歯周病にならない予防

では次に予防に対する考え方を詳しくご説明させていただきます。

虫歯は1,う蝕 2,う窩のこの2つに分けられています

1,う蝕とは

う蝕とは歯の表面に色が付いてきて歯を溶かしていく準備をし進行させて穴を開ける様に準備している状態です。2,う窩とは既に歯に穴が開いてしまった状態になります。要するに1,のう蝕は虫歯進行中の状態で2,のう窩はもう既に歯に穴が開いてしまった結果になります。1,のう蝕は進行中の虫歯なので、まだ初期の段階で歯に穴が開いていないので、虫歯は虫歯ですが、進行をストップして歯の表面を固く強くしていく事に可能性が期待できます。予防ルームではこの様な状態の患者さんには歯の表面を綺麗に清掃を行い高濃度のフッ素塗布を行います。また、フッ素塗布以外にも辻中歯科医院では高濃度のナノバブルオゾン水できちんと殺菌消毒を行いエリスリトールのパウダークリーニングで予防処置を行うことにより、虫歯菌を吸着し流していく処置、ヒドロキシアパタイトを歯に塗り込み歯パックを行う予防処置をすることではを丈夫にしていく事に期待をしております。

2,う渦について

う渦については、もう既に歯に穴が開いてしまっておりますので、1階の治療ルームで歯科医師の先生方にきちんと虫歯を削っていただき歯の硬さに似た合成樹脂の詰め物で詰めてもらいます。初期の穴が開いてしまった場合には上記の説明の治療になりますが、大きな穴が開いてしまった場合には歯の神経を取る処置をしなければなりません。大きな穴が開いてしまわないようにきちんと定期的にメインテナンを行う様に乳幼児から高齢者まで予防処置は行っていただけます様にお願いいたします。

下の図は虫歯の進行表になります。↓

では次に歯周病はどの様にして予防しているのかをご説明させていただきましょう。

1,歯周病とは歯周組織が破壊する病気です。

歯を支えているのは歯周組織の中で歯槽骨=骨が溶けてしまうと歯は揺れてしまい放置していくと抜けてしまいます。歯周病は虫歯と違いじかくが少なくおかしいな?と思う時にはもう既に歯周病がかなり進行している状態の患者様も多いです。きちんと歯みがきをしているから大丈夫!と勝手な主観で解決していくのではなく、定期的な検査やプロの歯科衛生士し口腔内を綺麗に隅から隅までクリーニングをしていただく事をお勧めいたします。下の図は歯周病の進行になります。↓

歯周病の進行

病気の進行と予防の種類

2,①歯周病の予防処置にも歯周病の進行を止めていく予防と②歯周病にならないようにする予防の2つあります。①②共に先ず歯周病の検査を行います。検査内容は歯茎の状態、歯茎の溝の深さ、歯茎の出血や赤み、腫れ、膿、できもの、口臭、舌、そして歯の揺れているのか揺れている大きさを歯科衛生士の私たちは検査をしていきます。次に日常の歯磨きで取ることの出来ない歯垢や歯石を取り除きます=スケーリングと言います。そして殺菌効果のあるジェルで歯周ポケット内に注入処置を行い歯周病が進行していかないようにしていきます。また歯周病にならないようにしていく予防でも歯周病の患者様と同様に日常生活できちんと取り除く事が出来なかった汚れ歯垢歯石取りを行います。辻中歯科医院では上記の予防だけではなく位相差顕微鏡でも歯周病を予防しております。位相差顕微鏡では実際に目で見ることの出来ない口腔微生物達をリアルタイム検査をして菌の活動性を確認し患者様が今、どの様な状態かをご説明しております。一般の歯科衛生士では位相差顕微鏡での検査は難しく当医院の歯科衛生士は位相差顕微鏡で検査で状況状態を読み取る事が出来るエリートの歯科衛生士チームです。また自費予防メニューを導入しております。歯周内科治療や高濃度のナノバブルオゾン水で徹底的に悪玉菌を除菌していく処置もさせていただき、患者様の歯周病で歯がグラグラに揺れていた状態もきちんと前向きな治療や予防を行うことで改善されるケースも多く結果を出しております。この様に予防といっても色々な方法で予防処置をしております。

最後にこれからの予防処置について

国民歯科検診義務化ついて

歯やお口の健康は全身にも重要であると言う認識が広まった日本では、国民皆歯科健診では老若男女年齢に関係なく国民全員が定期的に歯科健診を受ける事を目標とされております。では歯科健診の義務化はいつから?日本政府は国民皆歯科健診制度の導入を「2025年」としています。

辻中歯科医院ではいち早く予防に力を入れております。皆様が健康でありますように日々精進しております。健口=健康が持続します様に辻中歯科医院でお待ちしております。

最後までお読みいただきありがとうございました。

2024年01月26日 00:00