私が歯科助手として入社して
はじめまして!
3月後半から辻中歯科医院にアシスタント(歯科助手)として入社致しました。歯医者での経験がない私が辻中歯科医院で頑張りたいことなどをお話させていただきたいと思います。
歯科助手としての役割
歯科助手としてのお仕事の内容はいくつかあります。これからいくつかご説明させて頂きます。
歯科医師(ドクター)の治療の補助や準備
歯科助手は、歯科医師の補助を行います。患者様の診察の準備や治療時のサポート、レントゲン撮影の補助、診察室の消毒や清掃です。歯科助手は患者様の快適さと安全性を確保し、歯科医師が効果的に診療や治療を行うための環境を整える重要な役割を果たしています。また、感染症予防のため衛生管理にも、とても気をつけています。
患者様のサポート
歯医者に来てくださる患者様は不安に思われる方がほとんどだと思います。
そんな患者様の快適な治療環境を整え、不安や疑問に対応し、患者様をサポートしなるべく不安を取り除いて差しあげます。
また小さなお子様には、「頑張ったね」や「大丈夫だよ」などと声をかけ、歯医者は怖いというイメージを持たないように心掛けています。
治療後のアフターケア
治療後のケアについて、患者に丁寧に説明します。食事や飲み物の注意点、痛みや腫れの対処方法、歯磨きの方法などを伝えます。そして、治療を終えても定期的な診断やクリーニングを受けていただくことにより、虫歯などの早期発見に繋がります。
辻中歯科医院に入社して良かったところ
研修制度が整っている
私が辻中歯科医院に入社して良かったことは学べる環境を沢山作っていただけるところです。
専門知識はもちろん、コミニュケーション力や接遇など、様々な講習会や研修会を積極的に開いてもらえます。
普段の業務中には学ぶことのできないような知識を学べる機会をたくさん用意してもらえます。そういった機会で学んだことを生かし、歯科助手としてのスキルを向上させるためにこれからも最新の知識や技術を取り入れる努力をしていきます。
チームワークの強化
私は前職は、美容関係の仕事に就いていました。スタッフ同士で協力して仕事をするというよりは、個人の成績を大事にしているスタッフが多かったです。ですが、辻中歯科医院ではチームワークを大切にしていると感じました。治療中においては、私たち歯科助手が器具や材料をすばやく提供し、歯科医師に必要なサポートを行うことで、歯科医師の負担を軽減します。
歯科医師はもちろん、他のスタッフとも協力することにより丁寧で効率的な治療ができていると思います。
知識を得られる
歯科医院未経験の私は、全く歯科知識について知らないまま入社しました。ですが院長や先輩方、研修などでたくさん歯の知識を得られました。これまで知識がなかったのですが、歯科診療を身近に感じ、もっと歯を大切にしようと思いました。そしてその知識を患者様にも伝え、患者様の口腔健康をサポートし、笑顔で健やかな生活を送れるよう、患者様に寄り添えるような歯科助手になりたいと思います。
辻中歯科医院で私が頑張りたいこと
患者様に寄り添える歯科助手になる
患者様に寄り添える歯科助手になるためには、コミュニケーション能力が重要です。患者様の不安や疑問を理解し、丁寧に対応することが大切です。また、技術的なスキルも磨いて、安心して治療を受けられる環境を整えることも大切です。患者様がリラックスして治療を受けられるよう、心掛けていきたいと思います。
治療内容をしっかりと理解し、歯科医師(ドクター)のサポートをする
辻中歯科医院で勤務をはじめてから、最初は治療に使う器具や道具の多さ、治療の種類の多さ、アシスタント業務の難しさに大変驚きました。特に口腔内の唾液や治療中に発生する水を吸引するバキュームの操作は思ってる以上に難しく、なかなか上手く行きませんでした。練習やアシストする回数を重ねていく度に上達はしてきましたが、まだ難しく思うこともあります。また、治療器具の多さにも驚きました。耳にした事の無い器具がたくさんあり、覚えることに苦戦しました。これから、一つ一つの治療の工程や順番を理解し歯科医師(ドクター)がより治療がしやすいようにサポートしていきたいと思います。
入社して得た歯科の知識
歯医者未経験の私が初めて覚えた器具や、その使い方などお話していきます。
歯式
歯科では、歯式やカルテを書く時左右が逆になります。
最初は分かっていてもどっちだろうとなったり、書くのに戸惑いました。
患者さんを正面から見た状態になります。
歯式とは
歯式は、上下左右の顎の歯をそれぞれ8つの区画に分けて、区画ごとに1から7までの数字を割り当てることで、どの歯について話しているのかを明確にするためのものです。例えば、「1番」は上の前歯の真ん中、「16番」は下の奥歯の1番目になります。
従来の「右上中切歯」「左下第一大臼歯」のような呼び方では、歯医者さん同士の会話では問題なくても、患者さんにとっては分かりにくい場合があります。そこで、歯式を用いることで、患者さんも自分の歯の状態をより理解しやすくなります。
歯式は、歯科治療だけでなく、歯磨き指導や歯列矯正など、様々な場面で活用されています。自分の歯の場所を把握することで、より効果的なセルフケアが可能になります。
バキューム操作や禁忌部
バキュームの役割は唾液や水を吸うためだけだと思っていました。ですが、歯の治療時に歯を削った際に出る細かなものや金属破片、唾液や血液などを吸引する。歯を削る時に出る匂いを吸引する。歯科医師(ドクター)が治療しやすいように視野やスペースの確保をする。そして1番の役割としては、治療で使用する高速回転するバーから患者様の唇、ほほ、舌などを傷つけないように圧排するということです。治療で使用するバーが少し当たっただけでも粘膜がスパッときれてしまったり刺さってしまいます。また治療中に患者様が痛みを感じ、少しでも動いてしまうとバキュームが無ければ怪我をしてしまう可能性があります。
患者様の完全を守ることも私たちアシスタントの役割です。
バキューム操作を行う際に、患者さんが不快になる部位は、軟口蓋・咽頭部・舌根部の禁忌部位と言われる領域です。 バキュームをセットする時は、必ずこの場所を避けなければなりません。
咽頭部に水が溜まると患者様は苦痛を覚えます。
主な虫歯治療
歯医者の治療にはたくさんの種類がありますが、その中でも私が1番初めに覚えた治療がCR処置です。
①まず虫歯の部分を削ります。
その際必要に応じて表面麻酔+浸潤麻酔を用意します。
②歯面処理
必要に応じてエッチングの処置を行います。歯がツルツルのままだとCRがうまく接着しないので歯の表面をギザギザにし接着力を高めます。
③ボンディング
接着剤であるボンディング材が表面に塗られ、照射器(青い光)で硬化させます。そのあとコンポジットレジンを詰めていきます。
④コンポットレジン
コンポットレジンは白いプラスチック素材の詰め物です。
歯に直接盛りつけ、専用のLED照射器で強固に固めて詰めます。
CRやレジンとも呼ばれます。白い素材なので自然な仕上がりにできます。
⑤噛み合わせ確認
咬合紙という赤い紙をカチカチと噛んでもらうと、上下の歯が強く当たっているところに濃い色が付くので、その部分を少しずつ削って噛み合わせを調整していきます。
CR処置は1回の治療でおわる?!
CRを使うメリットは見た目だけではありません。通常、つめものを使った治療では、治療箇所の型を取りその型を使って、つめものを製作するという工程があるため、製作に必要な時間もかかります。ですがCRの場合はこれらの治療を1日で済ませることができます。CRは粘土状の柔らかい素材のため『型取り』の必要がなく、「特殊な光を当てるとその場ですぐに固まる」という性質があるからです。この性質のおかげで治療が短時間でできることもCRの大きなメリットのひとつです。
まとめ
私は視野を広げ、周りをよく見れるような歯科助手を目指していきたいと思っています。その為に日々勉強をし、色々なことに気付けるようになり、より歯科医師(ドクター)が仕事をしやすいようなサポートをしていきます。
辻中歯科医院でのご予約は下記からお願いいたします。
お電話でのお問い合わせは0120-06-5168
インターネットからのご予約も可能です。
最後まで読んでいただきありがとうございました。