ナイトガード(歯を守るマウスピース)について
こんにちは。歯科衛生士予防チーム( YDH)です!!
今回はナイトガード(歯を守るマウスピース)について説明させていただきます。
目次
ナイトガード(歯を守るマウスピース)とは
「ナイトガード」は名前の通り、睡眠時に装着するクラックや顎の骨を守る為のマウスピースです。
※「クラックとは」歯がひび割れすることを指します。
ナイトガード(歯を守るマウスピース)は、歯科治療において使用される装置の一つです。
主に歯ぎしり(クレンチング)や食いしばり(ブラキシズム)といった日常生活での口腔習癖(癖)で歯が欠けてしまう事や、顎が鳴る、顎が痛い、お口が大きく開けられない(開口障害)、咬み合わせがおかしい又は偏頭痛と色々な症状を対処療法として又は、酷くならない様、事前に予防をしていく装置になります。
不快な感覚を和らげるために作られています。そのナイトガード(歯を守るマウスピース)について詳しく説明します。
ナイトガード(歯を守るマウスピース)の素材
ナイトガード(歯を守るマウスピース)は、プラスチックで作られているハードタイプの固い物や又は、ソフトなシリコーン材料で作られた柔らかいナイトガード(歯を守るマウスピース)マウスピースと2種類あります。
ナイトガード(歯を守るマウスピース)が出来るまで
ではここで、ナイトガード(歯を守るマウスピース)が出来上がるまでの流れをご説明いたします。
辻中歯科医院では歯科医師、歯科衛生士によって患者様のお口に合わせて患者様の型取りを行い、模型を作成後シリコーン素材を機械でプレスし余った素材をカットし形を整えてナイトガードが完成します。
ナイトガード(歯を守るマウスピース)の目的
お口が大きく開けられない、顎が痛い、顎が鳴る、骨がボコボコしてきた(骨隆起)感じがある、歯にひび(クラック)や欠けがある、歯茎が下がって知覚過敏症等の症状がある。この様な症状が悪化しない為の対処療法になります。
患者様の症状が軽減しても継続してナイトガード(歯を守るマウスピース)を長期装着されるケースが殆どです。
それでは詳しく説明をさせていただきます。
1.歯ぎしりと食いしばりの防止
ナイトガード(歯を守るマウスピース)は、夜間に歯ぎしりや食いしばりをしてしまう患者様にとって、歯の摩耗やダメージを防ぐのに役立ちます。これらの習慣は歯の割れや欠け、歯茎の炎症(歯肉炎)などを引き起こすことがあります。その食いしばりの力をナイトガード(歯を守るマウスピース)を装着することによって力を分散し、歯の割れや欠けを防ぎます。
2.筋肉の緊張の軽減
歯ぎしりや食いしばりは、口の周りの筋肉に過度の圧力をかける(咬筋に圧力をかけてしまう)ことがあります。その為に、偏頭痛や顔の不快感を引き起こすことがあります。ナイトガード(歯を守るマウスピース)を装着することで、この筋肉の緊張を軽減していく事が期待できます。
3.起床時の不快感を軽減
睡眠中の歯ぎしりや食いしばりは、起床時に顔が痛い、顎や歯が痛い、偏頭痛を起こしてしまうなど寝ている間や起床時に歯や顎の痛み、又は咬み合わせ等の不快感を引き起こすことがある為、これらの症状を軽減する事によって、患者様の質の高い目覚めが期待出来ます。
ナイトガード(歯を守るマウスピース)の使用上の注意(初めて装着する方へ)
ナイトガード(歯を守るマウスピース)の使用にはいくつかの利点がありますが、注意点もあります。
まず、ナイトガード(歯を守るマウスピース)を初めて装着される際、違和感を感じる時には、睡眠時よりも日常生活の中で装着時間を少しずつ増やし、慣れていく事をお勧めします。
ナイトガード(歯を守るマウスピース)は常に清潔に保つ必要があります。
清潔な状態を保たないと、口内の細菌繁殖や口臭の原因になります。ナイトガード(歯を守るマウスピース)専用の洗浄液や錠剤でお手入れをしていただき清潔に保ちましょう。
ナイトガード(歯を守るマウスピース)のご相談
ナイトガード(歯を守るマウスピース)が必要かをきちんと歯科医師に診ていただき、患者様の口腔内の健康を守る治療を心掛けております。些細な事でも構いませんのでご相談お待ちしております。
最後迄お読みいただきありがとうございました。
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