痛くなる前に処置する予防歯科

歯や歯茎の健康を保つためには、主に歯科医院などで行う「プロフェッショナルケア(プロケア)」と、歯科医や歯科衛生士から指導を受けて毎日行う歯磨きなどの「セルフケア」の2つが重要です。
どちらか一方ではなく、この2つを欠かさず行うことが、虫歯や歯周病の予防につながります。歯の健康を守ることは、健康寿命を延ばすだけでなく、長期的に見れば、医療費の負担を減らすことにもつながります。
摂津市千里丘でマウスピース矯正・予防歯科ならJR千里丘駅徒歩1分の辻中歯科医院へ
ホーム ≫ 辻中歯科医院の歯のクリーニング ≫
日本人は、もともと歯の黄ばみが濃い人種といわれています。みなさんの歯はどうでしょうか。歯の黄ばみの原因は、大きく2つあります。
1.歯の表面に沈着した着色
食べ物や飲み物によって、歯に色素や汚れが付着します。こうした汚れを着色汚れ(ステイン)と呼びます。
代表的なものが、コーヒーや紅茶に含まれる茶渋やタバコのヤニなどで、歯の表面に蓄積されていくことで、歯が黄ばんでいきます。
ステイン除去やヤニ落としに効果があるとされる歯磨き粉もありますが、歯磨きだけで完全に汚れを落とすことは、なかなかできません。こうした汚れは、歯科医院でプロによる歯のクリーニングを受けることで落とすことができます。
2.歯の内部にある黄ばみ
歯の内部から黄ばんでいくこともあります。
歯の表面は「エナメル質」に覆われていますが、その下には「象牙質」があり、その中に「神経」が通っています。象牙質はもともと黄色に近い色をしていて、透明なエナメル質を通して象牙質の黄色が見えています。
そして、象牙質は年齢を重ねると分厚くなり、黄色が目立つようになります。ホワイトニングでは、象牙質の黄ばみを漂白するので、歯を白くすることができます。
歯科医院で、歯科医師が専用の薬剤を使って歯を漂白していきます。効果が早いのが特徴です。
歯の質や状態によって数回受けていただくこともありますが、プロの手によってきれいに仕上げることができます。
ただし、一度受ければ白さが長持ちするわけではなく、ケアをせずに放っておくと、個人差がありますが、1~3年で元の色に戻ります。せっかくの白い歯を維持するには、日頃の手入れや歯科医院での定期的なケアが必要です。その後のケアとして、ホームホワイトニングを併用される方もいらっしゃいます。
施術によって、まれに知覚過敏が起こることがあります。また、処置後、舌や唇、歯茎が腫れたり、違和感が覚えることもありますが、数日で症状がなくなりますのでご安心ください。
施術中は、薬剤などが患者さまの衣服に付かないよう細心の注意を払いますが、まれに薬剤が飛散することがあります。万一の場合に備え、できれば汚れてもよい服装でご来院ください。
歯科医師の指導のもと、自宅で行うホワイトニングです。歯科医院で専用のマウスピースを作り、自宅で寝る前にマウスピースに薬剤を入れて装着します。
使用する薬剤が違うので、オフィスホワイトニングに比べて歯が白くなるまで期間がかかります。その一方で、長期間効果が持続します。
費用もオフィスホワイトニングよりも安く、自宅で手軽にできるのが特徴です。